特許
J-GLOBAL ID:200903055432582137

腹部大動脈瘤治療用プリカ-サガスケット付き大動脈移植組織

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-086996
公開番号(公開出願番号):特開平11-318958
出願日: 1999年03月29日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 血流が移植組織内を流れて動脈瘤内に流れるのを防ぐ、腹部大動脈瘤治療のための、プリカーサステント付きの大動脈移植組織を提供する。【解決手段】 本発明は、患者の腎臓下頸内で腹部大動脈瘤3と腎動脈4A,4Bの間に配置され、腹部大動脈瘤3の治療を助けるプリカーサステント10を提供する。ステント10は血流の方向付けをするために移植組織に連結される。移植組織は、動脈瘤3の遠位に配置する遠位端と動脈瘤の近位に配置する近位端を有する。プリカーサステント10は、近位端22、遠位端24及び内部26を有する、ほぼ円筒形の膨脹可能部材20を含む。ステント10は、さらに膨脹可能部材20にあって膨脹可能部材20に取り付けられる圧縮可能ガスケット部材を含む。圧縮可能部材は、圧縮状態で水に対し実質的に不透過性である。さらにステント10は、圧縮部材内に、移植組織をガスケット部材に連結するための手段を有する。連結部材は、血流が移植組織を通るように方向付して、ガスケット部材は、血が動脈瘤内に流れるのを実質的に防ぐ。
請求項(抜粋):
2つの腸骨動脈が結合する大動脈内の腹部大動脈瘤を治療するための管内運搬用大動脈移植組織であって、前記移植組織は、a)遠位端と近位端を有する第一及び第二のステントであって、前記各ステントは折り畳んだ状態で大腿部動脈を通って挿入され、さらに動脈瘤内に挿入され、そこで前記ステントは膨脹し、前記ステントの遠位端は動脈壁の隣で前記動脈瘤の遠位にあり、前記第一及び第二のステントはチューブ状移植組織部材により少なくとも一部が覆われており、前記ステントが展開するとき各前記チューブ状移植組織部材は腸骨動脈内に延びているものと、b)各前記ステントの遠位端の間、及び前記ステントの遠位端と前記動脈壁の間にあって、血が、前記第一及び第二のステントの遠位端の間、及び前記第一及び第二のステントの遠位端と前記動脈壁の間の空間を流れるのを実質的に防ぐ手段とを有する大動脈移植組織。
IPC (3件):
A61F 2/06 ,  A61B 17/12 ,  A61M 29/00
FI (3件):
A61F 2/06 ,  A61B 17/12 ,  A61M 29/00

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