特許
J-GLOBAL ID:200903055451975948

防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-227479
公開番号(公開出願番号):特開平5-065934
出願日: 1991年09月06日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 実使用状態においても確実に液体の流出を阻止することのできる防振装置を得る。【構成】 外筒16内に中間筒20を配設し、中間筒20の内方には弾性体34を介して内筒32を配設する。弾性体34には液室64、66を構成する凹部38、40を形成する。中間筒20の大径部24と外筒16の内周面との間に制限通路構成部材のフランジ部48を挟持する。フランジ部48の外周には浅溝54を形成してシール用弾性体56を固着する。一方、フランジ部の内周には浅溝58を設けてシール用弾性体60を固着する。液体の流出はシール用弾性体56及びシール用弾性体60によって阻止される。内筒32にエンジン等を連結して荷重が作用しても、荷重は大径部24からフランジ部48を介して外筒16へ支持されるためシール用弾性体56、60は変形することはなく、確実に液体の流出が阻止される。
請求項(抜粋):
振動発生部及び振動受部の一方へ連結される外筒と、前記外筒内に挿入される中間筒と、前記中間筒の内側に配設され振動発生部及び振動受部の他方へ連結される内筒と、前記中間筒と前記内筒とを連結し振動発生時に変形する弾性体と、前記弾性体を隔壁の一部として拡縮する複数の液室と、前記中間筒と前記外筒との間に配設され前記複数の液室を互いに連結する制限通路を構成する制限通路構成部材と、を備えた防振装置であって、前記制限通路構成部材に設けられ前記外筒の内周面に当接する第1の当接部と、前記制限通路構成部材に設けられ前記中間筒の外周面に当接する第2の当接部と、前記制限通路構成部材と前記外筒との間に配設され液体の流出を阻止する第1のシール部材と、前記制限通路構成部材と前記中間筒との間に配設され液体の流出を阻止する第2のシール部材と、を設けたことを特徴とする防振装置。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12

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