特許
J-GLOBAL ID:200903055453302339

光沢塗被紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293878
公開番号(公開出願番号):特開平7-127000
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 カオリンの使用量を押え且つ白紙光沢度、平滑性の劣化を解消しながら高速塗工に適し、スタラクタイトの発生を防止した光沢塗被紙の製造方法を確立する事に在る。【構成】 本発明は、塗被量が片面10〜16g/m2である光沢塗被紙の製造方法に於いて、平均粒子径が0.5〜0.9μmの重質炭酸カルシウムを50〜70重量%及びカオリン30〜50重量%を含有する塗被組成物を原紙に塗被した後、JIS B0651で定義される表面粗さ(Rz:十点平均粗さ)が1.0μm以下である金属ロールと弾性ロールで構成されるカレンダー装置を用い100〜150°Cの範囲内で、光沢度(JISP-8142 75度白紙光沢度)が50%以下になる様に軽度にカレンダー処理した後、更に光沢度が60%以上になる様にスーパーカレンダー仕上げすることにより高品質の光沢塗被紙を得るものである。
請求項(抜粋):
塗被量が片面10〜16g/m2である光沢塗被紙の製造方法に於いて、原紙に塗被する塗被液の顔料成分として、平均粒子径が0.5〜0.9μmの重質炭酸カルシウムを50〜70重量%及びカオリン30〜50重量%を含有する塗被組成物を原紙に塗被した後、JIS B0651で定義される表面粗さ(Rz:十点平均粗さ)が1.0μm以下である金属ロールと弾性ロールで構成されるカレンダー装置を用い100〜150°Cの範囲内で、光沢度(JIS P-8142 75度白紙光沢度)が50%以下になる様に軽度にカレンダー処理した後、更に光沢度が60%以上になる様にスーパーカレンダー仕上げすることを特徴とする光沢塗被紙の製造方法。

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