特許
J-GLOBAL ID:200903055461834790

スペクトル拡散時間ダイバーシティ通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-211186
公開番号(公開出願番号):特開平7-066760
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 秘匿性、秘話性、耐干渉性に優れ、送信データ系列群の数の増加に容易に対応可能な、フェージング等がある移動体通信に適する時間ダイバーシティ通信装置を得ることを目的とする。【構成】 送信機における、送信データ遅延手段とスペクトル拡散手段は、送信データ系列を、異なるK通りの時間遅延が与えられ、かつK個の異なる拡散符号によってスペクトル拡散されたK個のデータ系列に変換し、変調手段は、各データ系列をPSK変調して送出する。また受信機における、検波手段、同期手段、スペクトル逆拡散手段、遅延時間調整手段は、前記送信機で与えた異なるK通りの時間遅延を一定にしたK個の復調データ系列を得、信号電力算出手段とダイバーシティ手段は、前記K個の復調データ系列から判定データ系列を求め、制御手段は、信号電力の落込みを検出あるいは予測し、信号電力の落込みによる同期手段の誤動作を回避する。
請求項(抜粋):
送信データ系列に異なるK(Kは2以上の自然数)通りの時間遅延を与え、K個の遅延送信データ系列を生成する送信データ遅延手段と、前記K個の遅延送信データ系列に対して、K個の異なる拡散符号を用いてスペクトル拡散し、K個の異なるスペクトル拡散データ系列を生成するスペクトル拡散手段と、前記K個の異なるスペクトル拡散データ系列を合成し、変調して送信する変調手段とを備えた送信機と、受信信号に対して、局部搬送波を乗算し、ベースバンドスペクトル拡散信号を得る検波手段と、前記局部搬送波の周波数と位相を、前記受信信号の搬送波に同期させるとともに、受信信号に含まれる拡散符号に同期したタイミング信号を抽出する同期手段と、前記ベースバンドスペクトル拡散信号に対して、前記K個の異なる拡散符号を用いてスペクトル逆拡散し、K個の復調データ系列を得るスペクトル逆拡散手段と、前記K個の各受信データ系列に対して、前記送信機で与えられた異なるK通りの時間遅延を一定にするように、時間遅延を与える遅延時間調整手段と、前記K個の復調データ系列に対応するK個の信号電力と、その合計信号電力を算出する信号電力算出手段と、前記K個の復調データ系列から、判定データ系列を求めるダイバーシティ手段とを備えた受信機とを有することを特徴とする時間ダイバーシティ通信装置
IPC (2件):
H04B 7/02 ,  H04B 1/707
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭63-042456

前のページに戻る