特許
J-GLOBAL ID:200903055464948621

溶融スラグの冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 真一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-220900
公開番号(公開出願番号):特開平6-047366
出願日: 1992年07月29日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】[目的] 一つの装置で溶融スラグの間接冷却方式と直接冷却方式への切替えを可能にし、かつ結晶スラグの排出を確実にする。[構成] 溶融炉の溶融スラグ落し口の下側に連結されるケーシング11の底壁11bの中央に下開口部11dを設け、この下開口部11dの下に水槽を連設し、ケーシング11内にはそれぞれ中空で内部に複数の通水パイプ16c,17cを有し円周方向の一部に扇形切除部16′,17′を備えた第1,第2のターンテーブル16,17を上下に段差をつけかつ一部が重なるように配設し、各テーブル上にはスクレーパ22a,22bを配設し、溶融スラグの間接冷却時には第1,第2のターンテーブルを矢印方向に回転し、下開口部11dを両テーブルで交互におおうと共にスラグを交互に受けて冷却し、直接冷却時には下開口部11dを両テーブルの扇形切除部16′,17′で露出させて、スラグを直接水槽に落して冷却する。
請求項(抜粋):
溶融炉の溶融スラグ落し口の下側に上壁の上開口部を介し連結されるケーシングの底壁に上開口部とほぼ同径でこれに整列する下開口部を設け、該下開口部の下側に水槽を連設し、ケーシングの内部には、それぞれ中空で縦軸が上記下開口部の両側に位置し半径が下開口部をまたぐ大きさで一部に所定広さの扇形切除部を備えた第1ターンテーブルと第2ターンテーブルを上下に段差を設けて回転可能に配設し、各ターンテーブルの上側にはスクレーパを当接させて配設し、溶融スラグの間接冷却時には各縦軸を介し第1,第2のターンテーブルに冷却水を送り、上記下開口部を第1ターンテーブル又は第2ターンテーブルで交互におおうと共に溶融スラグを両テーブルで交互に受け、直接冷却時には下開口部の全体を各ターンテーブルの扇形切除部で挟んで露出させることを特徴とする溶融スラグの冷却装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 303 ,  B09B 3/00 ,  F23J 1/00 ,  F23J 1/02

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