特許
J-GLOBAL ID:200903055486210901

故障診断機能付きの車両安全装置制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-083030
公開番号(公開出願番号):特開平5-249140
出願日: 1992年03月06日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】車両衝突の検出精度を高く維持でき、圧電素子の故障診断も正確に行うことができる故障診断機能付きの車両安全装置制御システムを提供する。【構成】信号評価手段20において圧電素子10からの信号に対する評価特性を決定する決定手段55が、第1,第2の決定要素53A,53Bと選択手段54を備えている。診断手段60は、圧電素子に診断パルスSDGを供給するとともに、この診断パルスに同期して切替指令信号SSWを選択手段に送る。選択手段はこの切替指令信号を受けない時には上記第1決定要素を選択し、切替指令信号を受けた時には第2決定要素を選択する。第1決定要素は、圧電素子の加速度ー出力特性のばらつきを補償するように決定されている。第2決定要素は、上記診断パルスが正常な圧電素子に印加された時に、信号評価手段がほぼ一定の比較結果を得られるように決定されている。
請求項(抜粋):
(a)車両の加速度に対応した信号を出力する圧電素子と、(b)圧電素子からの信号を積分し、この積分値をスレッショルドレベルと比較し、スレッショルドレベルを越えている時には車両の衝突が生じているとして車両安全装置の作動指令信号を出力する信号評価手段と、(c)上記圧電素子の出力端子に診断パルスを印加し、この診断パルスに対応する信号評価手段の比較結果を監視することにより、圧電素子の故障の有無を診断する診断手段とを備えた故障診断機能付きの車両安全装置制御システムにおいて、次のことを特徴とする故障診断機能付きの車両安全装置制御システム。上記信号評価手段において圧電素子からの信号に対する評価特性を決定する決定手段の一つが、第1,第2の決定要素と選択手段を備えている。診断手段は、上記診断パルスに同期して切替指令信号をこの選択手段に送る。選択手段はこの切替指令信号を受けない時には、上記第1決定要素を上記決定手段として選択し、切替指令信号を受けた時には、第2決定要素を決定手段として選択する。第1決定要素は、圧電素子の加速度ー出力特性のばらつきを補償するように決定されている。第2決定要素は、上記診断パルスが正常な圧電素子に印加された時に、信号評価手段がほぼ一定の比較結果を得られるように決定されている。
IPC (3件):
G01P 21/00 ,  B60R 21/32 ,  G01P 15/09

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