特許
J-GLOBAL ID:200903055487267060

改良された高転化率の残油流動接触分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-138237
公開番号(公開出願番号):特開2000-336375
出願日: 2000年05月02日
公開日(公表日): 2000年12月05日
要約:
【要約】【課題】 ガス油、残油、及び低水素含有率炭化水素等を処理して、輸送燃料生成物を高い転化率で得る改良された流動接触分解(FCC)プロセスを提供する。【解決手段】 所望の留出生成物よりも高沸点の重いFCC生成物(24、25)の全て又は一部を水素化し、この水素処理した重いFCC生成物をFCC反応器系に戻して輸送燃料(22)に転化させることとする。
請求項(抜粋):
(a)ガス油、残油、及びそれらの組み合わせからなる群より選択される炭化水素供給物を第1の分解反応器に導入し、この供給物を比較的低分子量の生成物に転化させるのに効果的な分解条件において、この炭化水素供給物を流動分解触媒と接触させる工程、(b)留出物及び比較的軽い炭化水素類で構成される比較的軽い生成物画分と、留出した前記炭化水素よりも高沸点の炭化水素類で構成されており芳香族炭化水素類を含有する重い生成物画分とを含む生成物流れを、前記第1の反応器から引き出す工程、(c)前記比較的軽い生成物画分と、前記重い生成物画分とを分離する工程、(d)得られる分離された前記重い生成物画分の少なくとも一部を水素処理反応器に導入し、この重い生成物画分の芳香族炭化水素類を飽和させ又は部分的に飽和させて水素処理生成物を作るのに効果的な条件において、この重い生成物画分を水素処理触媒と接触させる工程、及び(e)前記水素処理生成物の少なくとも一部を分解反応器に導入し、前記水素処理生成物を比較的低分子量の生成物に転化させるのに効果的な条件において、この水素処理生成物の少なくとも1部を流動分解触媒と接触させる工程、を含む比較的高分子量の炭化水素を比較的低分子量の炭化水素に転化させる方法。
IPC (5件):
C10G 11/18 ,  C10G 7/00 ,  C10G 45/46 ,  C10G 67/02 ,  C10G 69/04
FI (5件):
C10G 11/18 ,  C10G 7/00 ,  C10G 45/46 ,  C10G 67/02 ,  C10G 69/04

前のページに戻る