特許
J-GLOBAL ID:200903055491593380

熱可塑性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-162194
公開番号(公開出願番号):特開平9-012872
出願日: 1995年06月28日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、樹脂組成物全体に対して、ポリアミド樹脂(A)40〜75重量部、α、β-不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性された変性ポリフェニレンエーテル重合体(B)5〜30重量部、芳香族ビニル化合物-脂肪族炭化水素共重合体(C)1〜30重量部、およびエチレン・α-オレフィン系共重合体(D)1〜30重量部からなり、成分(A)がマトリックス相を形成し、成分(B)、(C)および(D)が、成分(C)を中間相とし、成分(B)の一次分散相(シェル相)の中に成分(D)の二次分散相(コア相)が包含されたコア-シェル型粒子構造の分散相を形成する組成物である熱可塑性樹脂組成物に関する。【効果】 本発明の樹脂組成物は、良好な機械的強度、耐熱性などのバランスを有し、かつ、成形加工性に優れるとともに、吸水時の剛性低下を少なくしており、電気・電子部品、自動車部品、機械部品などの広い分野に使用できる。
請求項(抜粋):
ポリアミド樹脂(A)、α、β-不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性されたポリフェニレンエーテル重合体(B)、芳香族ビニル化合物-脂肪族炭化水素共重合体(C)およびエチレン・α-オレフィン系共重合体(D)からなる樹脂組成物において、該樹脂組成物全体に対して、前記成分(A)が40〜75重量部、前記成分(B)が5〜30重量部、前記成分(C)が1〜30重量部、ならびに前記成分(D)が1〜30重量部(ただし、成分(A)、成分(B)、成分(C)および成分(D)の合計は100重量部)からなり、前記成分(A)がマトリックス相を形成する一方、前記成分(B)、前記成分(C)および前記成分(D)が、成分(B)をシェル相とし、成分(C)を中間相とし、そして成分(D)をコア相とするコア-シェル型粒子構造の分散相を呈する組成物であることを特徴とする熱可塑性樹脂組成物。
IPC (4件):
C08L 77/00 LQR ,  C08K 5/09 ,  C08L 23/00 LCV ,  C08L 25/02 LEE
FI (4件):
C08L 77/00 LQR ,  C08K 5/09 ,  C08L 23/00 LCV ,  C08L 25/02 LEE
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る