特許
J-GLOBAL ID:200903055495646038

PCM復調処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-077891
公開番号(公開出願番号):特開平8-275086
出願日: 1995年04月03日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】 誤り訂正,データ補間等で訂正しきれないエラー頻度の時に生じる高域のインパルスノイズを低減させること。【構成】 PCMデータのエラー頻度が多い場合には、予め設定したフレーム数だけ連続して同期がとれなくなり、この状態を同期パターン連続性検出回路3が検出することにより、制御回路8はインパルスノイズ検出を示す信号を出力し、これによりデエンファシス切換手段12は出力端12cに切り換えられ、補間回路11からの出力は高域カットデエンファシス回路13Aを通し高域インパルス成分が除去されてD/A変換回路15に供給される。高域カットデエンファシス回路13Aを通しD/A変換されたアナログ信号は、高域のインパルスノイズが除去された音声信号となるので、聴感上、耳障りなプツプツ音、或いはバリバリ音を生じることがない。
請求項(抜粋):
PCMデータを入力し、デスクランブル,デインターリーブ,及び誤り訂正処理を行い、PCM音声信号を復号する第1の復号手段と、この第1の復号手段におけるデータのエラー頻度が所定値より大きいか否かを検出する検出手段と、前記第1の復号手段からの前記PCM音声信号を入力し、デエンファシス,D/A変換,及び不要な高域成分除去を行い、アナログ音声信号として出力するものであって、放送規格に準じた第1の通過帯域特性のほかに、この第1の通過帯域特性よりも高域側での減衰量を大きくした第2の通過帯域特性を有し、前記検出手段による検出値が所定値より小さいときは、前記第1の通過帯域特性による音声信号処理を行い、前記検出手段による検出値が所定値より大きいときは、前記第2の通過帯域特性による音声信号処理を行い、高域インパルスノイズを低減したアナログ音声信号を出力する第2の復号手段とを具備したことを特徴とするPCM復調処理回路。

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