特許
J-GLOBAL ID:200903055495990340
投写型画像表示装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-267914
公開番号(公開出願番号):特開平8-129138
出願日: 1994年11月01日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 デジタルマイクロミラーデバイス(以下DMD)を用いた投写型画像表示装置において、入射光を有効にDMD上に集光することでコントラスト、光利用効率、信頼性の向上を図る。【構成】 DMD11の素子は第一の光軸9に沿って入射する入射光を第二の光軸21に沿う出射光とするためθ傾いた第一の状態と、傾いていないのでDMDに対し2θだけ第一の光軸方向とは逆方向に傾いた第三の光軸22に沿う方向に反射するような第二の状態とに制御可能で、マイクロレンズアレイ10上のマイクロレンズ8の光軸は第一の光軸と成す角をθ1、第三の光軸と成す角をθ2としたときθ1=θ2=2θの関係を満足する。さらにDMD素子の反射面とマイクロレンズアレイのDMD側の面との第二の光軸上での距離をlとしたとき、マイクロレンズの第一、第二、第三の光軸を含む平面上でのピッチpはp=(ltan2θ)/nの関係を満足する。
請求項(抜粋):
第一の光軸に沿ってランダム偏光光が入射するよう設けられた照明手段と、第一の光軸上に配置され入射側に反射面を備えアレイとなって配置された複数の制御可能な素子を有する空間光変調装置と、第二の光軸上の投写レンズと前記空間光変調装置間に配置されたマイクロレンズアレイからなり、前記空間光変調装置の制御可能な素子は、2θの角度をもって入射してきた入射光の一部を第二の光軸に沿う個々の出射光として提供するため空間光変調装置基盤に対して下ろした垂直に対し第一の光軸側にθ傾いた第一の状態と、空間光変調装置基盤に対して下ろした垂線に対して傾かないで2θだけ第一の光軸方向とは逆方向に傾いた第三の光軸に沿う方向に入射光を反射することで第二の光軸に沿う光を提供しない第二の状態を個々にかつ同時に制御可能であり、前記マイクロレンズアレイ上の個々のマイクロレンズの光軸は第一の光軸と成す角をθ1、第三の光軸と成す角をθ2としたとき以下の関係をほぼ満足し、θ1=θ2=2θさらに前記空間光変調装置の制御可能な素子の反射面と前記マイクロレンズアレイの空間光変調装置側の面との前記第二の光軸上での距離をlとしたとき、前記マイクロレンズの前記第一、第二、第三の光軸を含む平面上でのピッチpは以下の関係を満足していることを特徴とする投写型画像表示装置。p=(ltan2θ)/n但しnは任意の整数である。
IPC (3件):
G02B 26/08
, G02B 3/00
, H04N 5/74
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