特許
J-GLOBAL ID:200903055496508909

生海苔異物分離除去装置の異物分離機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 綾田 正道 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-029274
公開番号(公開出願番号):特開平11-206345
出願日: 1998年01月26日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】従来の発明は、筒状生海苔混合液槽タンク内で遠心力により略水平方向に流動している生海苔が、内嵌めによる垂直構造のクリアランスを通過する。従って、生海苔が略水平方向から垂直方向に方向転換するには、生海苔に少なからず無理を与えかつ生海苔を傷めること、又はクリアランスへの誘導が十分でないこと等の課題がある。【解決手段】本発明は、生海苔混合液プール用の生海苔混合液槽に設けた回転板及び連結口を有する選別ケーシングでなる異物分離機構と、異物排出口及び選別ケーシングの連結口、回転板の駆動装置と、吸込用ポンプで構成される異物分離除去装置において、異物分離機構のクリアランスを、回転板の回転円周縁面と、選別ケーシングの円周縁面とで形成する構成である。従って、回転板の回転により生海苔の略水平展開状態を確保し、かつこの略水平展開状態の生海苔を、クリアランスに略そのまま吸い込むことができること、異物の分離を確実かつ効率よくできること、等の利点がある。
請求項(抜粋):
生海苔・海水混合液をプールする生海苔混合液槽と、この生海苔混合液槽の底部に設けた異物排出口と、前記生海苔混合液槽に設けた異物と生海苔を分離する異物分離機構とで構成される生海苔異物分離除去装置において、前記異物分離機構を、前記生海苔混合液槽の底部に設けた吸込みポンプ用の連結口を有する選別ケーシングと、この選別ケーシングに重畳するように設けた回転板で構成するとともに、この異物分離機構のクリアランスを、前記回転板の回転円周縁面と選別ケーシングの円周縁面とで構成し、前記生海苔・海水の吸込みをこのクリアランスで行うこと、また吸込んだ生海苔・海水を前記選別ケーシングの連結口より前記生海苔異物分離除去装置外に搬送することを特徴とする生海苔異物分離除去装置の異物分離機構。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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