特許
J-GLOBAL ID:200903055498117443

液封入防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136318
公開番号(公開出願番号):特開平5-306727
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 室壁に蛇腹部材を使用し、小型かつ高減衰力を得られるとともに、製造容易な液封入防振装置を提供する。【構成】 一端閉鎖の筒状蛇腹部材1の中間部12を、取付板2の開口21内に位置せしめ、仕切板3の外周により中間部12周壁を開口21の内周に押しつけ固定する。液を満たした蛇腹部材1の開口を蓋板4により密閉し、一対の液室A,Bを形成する。液室A,Bは仕切板3の絞り流路31により連通し、取付板2および蓋板4をそれぞれ基体および振動体に連結する。液室A,Bの室壁はいずれも蛇腹部材1により構成されているから拡張剛性が大きく、密封液が効率的に絞り流路31へ流通して充分な振動減衰力を生じる。室壁を同一の蛇腹部材1により構成し、かつ、接着、かしめ等の組付けの手間を要しないから、製造簡易かつ安価である。
請求項(抜粋):
一端閉鎖の筒状蛇腹部材の中間部を、取付部材に設けた開口内に位置せしめるとともに、蛇腹部材内に設けた仕切部材の外周により蛇腹部材の中間部周壁を上記開口の内周に押しつけ固定し、液を満たした上記蛇腹部材の開口を蓋部材により密閉して、上記仕切部材で区画された一対の液室を蛇腹部材内に形成し、これら液室を仕切部材に形成した絞り流路により連通せしめるとともに、上記取付部材および蓋部材をそれぞれ基体および振動体に連結したことを特徴とする液封入防振装置。

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