特許
J-GLOBAL ID:200903055503156924

船舶用推進機のトリム・チルト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 塩川 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-165995
公開番号(公開出願番号):特開平6-344982
出願日: 1993年06月14日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、装置が小型でも衝撃吸収性を損なうことなく、大きなトリムアップ力を発生できる。【構成】 この発明は、シリンダ装置11が、船体または船外機のいずれか一方に支持された油圧シリンダ31と、この油圧シリンダ内に隣接配置され、この油圧シリンダ内にアップ室38及びダウン室39を形成する緩衝ピストン32及びフリーピストン33と、緩衝ピストンに固定されるとともに、船体または船外機のいずれか他方に支持されたピストンロッド34と、このピストンロッドに同軸に配置されるとともに、ピストンロッドに当接可能に設けられ、ピストンロッド及び油圧シリンダの先端部に摺動自在に設けられて倍力室50を構成する倍力ハウジング36と、を有し、アップ室38及び倍力室50とダウン室39とが作動油切換装置12によって作動油供給ポンプ13に択一に連結され、且つ、緩衝ピストンに緩衝バルブ48が設置されたものである。
請求項(抜粋):
船体とこの船体に傾斜自在に支持された船舶用推進機との間にシリンダ装置が配置され、このシリンダ装置により上記船舶用推進機をトリム作動及びチルト作動させる船舶用推進機のトリム・チルト装置において、上記シリンダ装置は、上記船体または上記船舶用推進機のいずれか一方に支持されたシリンダと、上記シリンダ内に隣接配置され、このシリンダ内にアップ室及びダウン室を形成する緩衝ピストン及びフリーピストンと、上記緩衝ピストンに固定されるとともに、上記船体または上記船舶用推進機のいずれか他方に支持されたピストンロッドと、上記ピストンロッドに同軸に配設されるとともに上記ピストンロッドに当接可能に設けられ、このピストンロッド及び上記シリンダ先端部に摺動自在に設けられて倍力室を構成する倍力ハウジングと、を有し、上記アップ室及び上記倍力室と上記ダウン室とが作動流体切換装置によって作動流体供給ポンプに択一に連結され、且つ、上記緩衝ピストンに緩衝バルブが設置されたことを特徴とする船舶用推進機のトリム・チルト装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-190089
  • 特開昭59-190089

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