特許
J-GLOBAL ID:200903055514356631

ネットワークの経路探索方式、中継ノードおよびネットワーク監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-375245
公開番号(公開出願番号):特開2004-208068
出願日: 2002年12月25日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】従来技術による経路探索技術では、OSI基本参照モデルの第3層のネットワーク層に相当する機能を用いて経路探索処理を行うもので、経路探索の対象となるネットワークの中継ノードは、上記ネットワーク層相当の機能を実装している必要があり、データリンク層相当の機能しか実装していないL2ネットワークでは適用できなかった。【解決手段】パケットの通信経路を探索するための経路探索パケットを、OSI基本参照モデルのデータリンク層に相当するヘッダ部内に識別情報を設けて構成し、該経路探索パケットが中継ノードを通過する度に、各中継ノードは経路探索に関するログ情報をネットワーク監視装置に送信し、ネットワーク監視装置ではそれらのログ情報を編集して分かり易く運用者に表示して、第2層のデータリンク層以下の機能しか実装していない中継ノードで構成されるL2ネットワークにおいても、容易に経路探索が行えるようにする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の中継ノードを含むネットワーク内のパケットの通信経路を探索するネットワークの経路探索方式において、 該中継ノードは、ネットワーク監視網を介してネットワーク監視装置に接続され、パケットの通信経路を探索するための経路探索パケットは、OSI(OpenSystems Interconnection)基本参照モデルのデータリンク層に相当するヘッダ部内に、該経路探索パケットを識別するための識別情報と、該経路探索パケットが過去に通過した中継ノードの数を格納する通過段数フィールドとを備え、該中継ノードは、該経路探索パケット内の通過段数フィールドを更新する通過段数更新手段と、該経路探索パケットの通信経路に関するログ情報を格納した状態通知パケットをネットワーク監視網を介してネットワーク監視装置へ送信する状態通知パケット送信手段と、経路探索の開始を指示するための経路探索コマンドを受信する経路探索コマンド受信手段とを備え、該経路探索コマンドを受信した第一の中継ノードは、通過段数フィールドに所定の初期値を設定した経路探索パケットを生成して、経路探索の終点となる第二の中継ノードを宛先として送信し、該経路探索パケットを送信または受信する第一および第二の中継ノードを含めた各中継ノードは、該経路探索パケットに含まれる通過段数フィールドの値をカウントアップした後、状態通知パケットをネットワーク監視装置へ送信し、第二の中継ノードでは該経路探索パケットを終端して廃棄する、 ことを特徴とするネットワークの経路探索方式。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 400Z
Fターム (10件):
5K030GA14 ,  5K030HA08 ,  5K030HB06 ,  5K030HD03 ,  5K030KA05 ,  5K030KX30 ,  5K030MB06 ,  5K030MB07 ,  5K030MC03 ,  5K030MC09

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