特許
J-GLOBAL ID:200903055515693402

IMCコントローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-095087
公開番号(公開出願番号):特開平6-289908
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】 制御対象プロセスにヒステリシス、非線形性、又は時変性が存在しても精度と信頼性の高い制御を行うことができるIMCコントローラを提供する。【構成】 目標値rが入力された目標値フィルタ部2の出力からフィードバック量eが第1の減算処理部3にて減算される。この減算出力から操作量演算部4にて操作量uが演算され制御対象プロセスへ出力される。第2の減算処理部8にて制御対象プロセスの制御量yから内部モデル出力演算部6bからの参照制御量ymが減算されてフィードバック量eとなる。内部モデル選択処理部11によって内部モデル候補記憶部10に記憶された内部モデルの候補中から制御条件に応じた内部モデルが選択される。そして、この選択された内部モデルのパラメータが内部モデル記憶部6aに出力されることにより、内部モデルが変更されて制御対象プロセスの特性の変化に対応する。
請求項(抜粋):
制御の目標値から制御対象プロセスに出力する操作量を演算し、制御対象プロセスを数式表現した内部モデルにて制御結果である制御対象プロセスの制御量に相当する参照制御量を演算し、制御量と参照制御量との差をフィードバックすることにより制御を行うIMCコントローラにおいて、目標値に基づく信号からフィードバック量を減算する第1の減算処理部と、内部モデルのパラメータに基づいて前記第1の減算処理部の出力から操作量を演算する操作量演算部と、前記内部モデルのパラメータを記憶し、選択された内部モデルのパラメータが入力されたときは記憶しているパラメータをこの選択された内部モデルのパラメータに更新する内部モデル記憶部と、前記内部モデルのパラメータに基づいて前記操作量演算部から出力された操作量から参照制御量を演算する内部モデル出力演算部と、制御対象プロセスの制御量から前記内部モデル出力演算部から出力された参照制御量を減算して前記フィードバック量を出力する第2の減算処理部と、動作時の制御条件を制御条件信号として出力する条件信号入力部と、前記制御条件の変化による制御対象プロセスの特性の変化を想定した内部モデルのパラメータを内部モデルの候補として記憶する内部モデル候補記憶部と、前記条件信号入力部から出力された制御条件信号に基づいて内部モデル候補記憶部に記憶された候補中から制御条件に応じた内部モデルを選択し、この選択された内部モデルのパラメータを前記内部モデル記憶部に出力する内部モデル選択処理部とを有することを特徴とするIMCコントローラ。
IPC (4件):
G05B 13/04 ,  G05B 11/32 ,  G05B 11/36 505 ,  G05B 13/02

前のページに戻る