特許
J-GLOBAL ID:200903055516580865

ボール弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-008281
公開番号(公開出願番号):特開平7-208622
出願日: 1994年01月28日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 本発明はCoal Water Mixture等の、微粒子を含有する懸濁液輸送設備に適用されるフローティングタイプのボール弁に関する。ボディ内周面でボールを回動して、通路の開閉を行うボール弁は導通流体中の微粒子の摺動部への沈積、固着により、開閉トルクの増大、作動不良を来す不具合があり、清掃作業を頻繁に行う必要があり、設備の運転停止が頻繁になる等の不具合があった。【構成】 本発明は、ボール弁の間隙部に導通流体の流入を防止し、又は流入しても循環させて静置するのを防止し、又は沈降、固着してもボールを外部からの流体圧によって強制的に動かす前処理を行うことによって、ボール弁の開閉トルクの増大を低減したものである。これにより、従来ボール弁の不具合が解消でき、長時間の運転にかかわらず、良好に作動させることができる。
請求項(抜粋):
両側部に外部の配管に連通する入口および出口を具えたボディと、前記入口および出口を連通する通路および前記入口および出口を閉鎖するとともに前記ボディ内周面との間にジャケット部を形成する外周面を具え、前記ボディを貫通して設けた駆動軸により、前記ボディ内周面の前記ジャケット部との連通部近傍に設けられたシート面上を回動させられ前記入口および出口を開閉するボールとからなるフローティングタイプのボール弁において、内部を通過する導通流体中に含有される粒子が、前記シート面に沈積、固着して生じるバルブ開閉トルクの上昇を低減する軽減手段を設けたことを特徴とするボール弁。

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