特許
J-GLOBAL ID:200903055518137896

被検体を表す多数のスライス画像を形成する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-000210
公開番号(公開出願番号):特開平10-295670
出願日: 1998年01月05日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 走査時間を実質的に長引かせずに、被検体を表す多数のスライス画像を形成することのできる方法を提供する。【解決手段】 MRIシステムにおいて、交差している多数のスライスの画像を再構成するデータを収集する走査が実行される。各々のパルス・シーケンスの最中に、各スライスは別個に且つ選択的に励起されて横磁化を発生し、この横磁化が単一の非選択的リフォーカシング・パルス220によって集合的にリフォーカシングされ、単一の非選択的リフォーカシング・パルス220が各々のスライス画像についてのエコー信号226、228を発生する。励起パルス208、216のフリップ角は、スライスの交差部における飽和線を除去するように選択される。
請求項(抜粋):
磁気共鳴イメージング・システムを用いて、関心領域内で交差している多数の平面において被検体を表す多数のスライス画像を形成する方法であって、(a) 前記多数の平面に対応する一連のスライス選択磁場勾配パルスを発生する工程と、(b) 該スライス選択磁場勾配パルスと同時に、前記多数の平面の各々に横磁化を発生する対応する一連の選択的RF励起パルスを発生する工程と、(c) 前記多数の平面の各々について位相エンコーディング磁場勾配パルスを発生する工程と、(d) 一連のエコー信号時刻に、前記多数の平面のすべてにおける横磁化をリフォーカシングする非選択的RFリフォーカシング・パルスを発生する工程と、(e) 前記エコー信号時刻の各々において読み出し磁場勾配パルスを発生する工程と(f) 前記多数の平面の各々についてエコー信号を収集する工程と(g) エコー信号が所定の数の異なる位相エンコーディングについて収集されるまで工程(a)〜工程(f)を繰り返す工程と、(h) 前記多数の平面の各々について、対応する収集された前記エコー信号を用いてスライス画像を再構成する工程とを備えており、前記RF励起パルスのフリップ角は、前記多数の平面の交差部における前記エコー信号の強度が、該多数の平面の全体を通じての前記エコー信号の強度に対して所定のレベルになるように選択されている被検体を表す多数のスライス画像を形成する方法。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G06T 1/00
FI (2件):
A61B 5/05 380 ,  G06F 15/62 390 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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