特許
J-GLOBAL ID:200903055518531330

魚釣り用スピニングリールのスプール着脱機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石川 泰男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-128373
公開番号(公開出願番号):特開平11-318285
出願日: 1998年05月12日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 スプールを把持した手が誤ってドラグノブ側に当たっても、スプール、ドラグノブ等がスプール軸から脱落することを防止し、スプールを再度取り付けた際に、ブレーキ力の調整を再び行う必要がない魚釣り用スピニングリールのスプール着脱機構を提供する。【解決手段】 スピニングリールは、前後方向に往復摺動運動をするスプール軸1と、その前方に保持されたスプール受け2と、これに回動可能に保持されたスプール3と、スプール受け2後方において、スプール軸1に固着されたストッパー4と、これと協働してスプール受け2を挟むように、スプール軸1先端に着脱可能に取り付けられた係止具5、23と、スプール受け2の前部分に螺合する押圧体6と、押圧体6及びスプール3間に介装された制動要素7と、スプール受け2の回りに回動可能に設けられたドラグノブ8とを具備している。係止具5、23はドラグノブ8に設けられた凹部8a内に配置され、係止具5のスプール軸1前方側を係止具5、23が緩み脱落しないようにドラグノブ8にて覆っている。
請求項(抜粋):
回転を止められた状態で前後方向に往復摺動運動をするスプール軸と、該スプール軸にその前方へ回り止め保持されたスプール受けと、該スプール受けに回動可能に保持されたスプールと、上記スプール受け後方に設けられ、上記スプール軸に固着されたストッパーと、該ストッパーと協働してスプール受けを挟むように、スプール軸先端に着脱可能に取り付けられた係止具と、上記スプール受けの前部分に形成された雄ネジに螺合する押圧体と、該押圧体と上記スプールとの間に介装された制動要素と、上記押圧体を回して上記制動要素のスプールに対する制動力を加減するように、上記スプール受けの回りに回動可能に設けられたドラグノブとを具備した魚釣り用スピニングリールにおいて、上記係止具は上記ドラグノブに設けられた凹部内に配置され、上記係止具のスプール軸前方側を係止具が緩み脱落しないように上記ドラグノブにて覆ったことを特徴とする魚釣り用スピニングリールのスプール着脱機構。

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