特許
J-GLOBAL ID:200903055519488501

車両用配線系統過電流遮断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-135434
公開番号(公開出願番号):特開平10-336886
出願日: 1997年05月26日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【目的】 配線系統に過電流が短時間流れたときにはこの過電流の積算に依存することなく、即座に配線系統への通電遮断を行うようにした車両用配線系統過電流遮断装置を提供することを目的とする。【解決手段】 シャント抵抗20に過電流が流れると、この過電流に対応するシャント抵抗20の各端子電圧が両分圧器21、22を介し差動増幅器40により差動増幅される。この差動増幅器40の差動増幅電圧は、基準電圧発生器52からの基準電圧より高いため、コンパレータ50がハイレベルにて比較出力を発生し、これに応答してDFF60がハイレベルにて遮断信号を発生する。これに伴い、トランジスタ80がORゲート70を通しDFF60から遮断信号を受けてオンしてMOSFET30をオフする。
請求項(抜粋):
車両に装備されて直流電源(B)、電源分配用制御回路(PS1乃至PS5)及び電気的負荷(M1乃至M5)を配線(C1乃至C9)で接続してなる配線系統(10)に異常箇所が発生したために前記配線系統において前記直流電源から過電流が流れたとき、この過電流に基づく熱量を積算する積算手段(20、274、291、293)と、この積算手段による積算熱量に基づき上記配線系統の異常の有無を判定する異常判定手段(280、300、310)と、この異常判定手段の異常との判定に伴い、前記配線の電流の流れを遮断する電流遮断手段(281、301、30、50乃至80)とを備えた配線系統過電流遮断装置であって、前記過電流の流れが短時間か否かにつき判定する流れ判定手段(230)を備え、前記電流遮断手段が、前記流れ判定手段による短時間との判定時にも、前記配線の電流の流れを遮断するようにした車両用配線系統過電流遮断装置。
IPC (2件):
H02H 6/00 ,  H02H 3/08
FI (2件):
H02H 6/00 A ,  H02H 3/08 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • ワイヤーハーネスの異常検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-275374   出願人:矢崎総業株式会社
  • 特開昭49-074352
  • 特開昭63-028742
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