特許
J-GLOBAL ID:200903055520910306

冷却装置の異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-335808
公開番号(公開出願番号):特開平11-173149
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 サーモスタット或いは水温センサの作動異常を正確且つ迅速に判別並びに検出することのできる冷却装置の異常検出装置を提供する。【解決手段】 電子制御装置(ECU)51は、エンジン1の始動後、始動時水温、吸気温、エンジン回転数、吸気量等の各種運転状態パラメータに基づき、サーモスタット16或いは水温センサ41の作動異常に係る冷却システム2の異常を検出する。この前提に基づいて、ECU51は、水温センサ41による実測の冷却水温が所定値以上の上昇勾配をもって予め設定された水温にまで達すれば、サーモスタット16に異常があると判断する。一方、水温センサ41による実測の冷却水温の変化量が所定率以上の上昇勾配を示さない場合、若しくは所定微小時間において、水温センサ41の検出値に所定幅以上の変動が現れた場合には、水温センサ41に異常があると判断する。
請求項(抜粋):
エンジンの冷却水循環通路に設けられて、冷却水温が所定値を下回っているときには前記通路を閉塞し、冷却水温が所定値以上のときには冷却通路を開放するサーモスタットと、前記エンジンの冷却水温を検出する冷却水温検出手段と、を備えた冷却装置において、当該エンジン始動後、前記冷却水温の変化態様に基づき該冷却装置の異常を検出する異常判断手段を備え、前記冷却装置の異常が検出された後の冷却水温の変化態様に基づき、サーモスタット及び冷却水温検出手段のうち何れに異常があるのかを判定する判定手段を更に有してなる冷却装置の異常検出装置。
IPC (2件):
F01P 11/16 ,  F01P 7/16 502
FI (2件):
F01P 11/16 C ,  F01P 7/16 502 A

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