特許
J-GLOBAL ID:200903055522859561

ダイカストマシン用プランジャスリーブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-204564
公開番号(公開出願番号):特開2001-030051
出願日: 1999年07月19日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 溶湯に対する保温性に優れているとともに、溶湯注入口の直下において溶湯の溶着が起こりにくいプランジャスリーブの構造を提供する。【解決手段】 このプランジャスリーブは、前端側(左側)において金型に接続され、後端側(右側)からプランジャチップが挿入される。このプランジャスリーブは複合構造を備えている。第一層部分11は析出硬化系ステンレス鋼SUS630からなり、その内面に窒化処理が施されている。第二層部分12は機械構造用炭素鋼S45Cからなり、軸方向の中間部に位置する段差13から後方側において、第一層部分11の外周を覆っている。第一層部分11と第二層部分12は、HIPによって互いに接合されている。溶湯注入口14は、段差13よりも後方側に形成され、第一層部分11及び第二層部分12を貫通している。
請求項(抜粋):
円筒形の形状を備え、その前端側で金型に接続され、その後端側からプランジャチップが挿入され、後端部近傍の壁面に溶湯注入口が形成されたダイカストマシン用プランジャスリーブであって、軸方向の中間部において外周面に段差を有し、この段差から後方側の外径が前方側の外径と比べて小さい第一層部分と、前記段差から後方側において第一層部分の外周を覆い、前記段差及び前記外周の表面に金属的に接合された第二層部分とから構成され、前記溶湯注入口は、前記段差よりも後方側において第一層部分及び第二層部分を貫通する様に形成され、第一層部分は、300°Cにおける熱伝導率が10W/(m・K)以上、25W/(m・K)以下の合金鋼からなり、第二層部分は、300°Cにおける熱伝導率が25W/(m・K)以上の鋼または合金鋼からなること、を特徴とするダイカストマシン用プランジャスリーブ。
IPC (3件):
B22D 17/20 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/40
FI (3件):
B22D 17/20 F ,  C22C 38/00 302 E ,  C22C 38/40

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