特許
J-GLOBAL ID:200903055523475112

自動ガラススクライバー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-289930
公開番号(公開出願番号):特開平6-001628
出願日: 1992年10月28日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 ガラス板の種別変更に容易に対処でき、かつマニュアルによるスクライバー動作を可能にした自動ガラススクライバーを提供する。【構成】 1基の光学的読み取り手段をカッターヘッドと一体的に設け;ガラス板をX方向へスクライブし、そのスクライブラインに、光学的読み取り手段による撮像中心が合致するようカッターヘッドをY方向に移動させた時の移動量cy、およびY方向へスクライブし、そのスクライブラインに、撮像中心が合致するようカッターヘッドをX方向に移動させた時の移動量cxを求め、次にガラス板に対して、既知のアライメントマークM1,M2の座標データ(x1,y1)、(x2,y2)に従って、カッターヘッドを座標(x1-cx,y1-cy)へ移動させた時に、撮像中心とアライメントマークM1とのずれ量および、カッターヘッドを座標(x2-cx,y2-cy)へ移動させた時に、撮像中心とアライメントマークM2とのずれ量を求め、両アライメントマークを結ぶラインに対してカッターヘッドを平行移動させる。
請求項(抜粋):
被加工のガラス板に記された2箇所のアライメントマークM1,M2の位置を、光学的読み取り手段により読み取り、検出した位置を基準点として、指定のピッチでスクライブする自動ガラススクライバーにおいて、ガラスカッターを具備するカッターヘッドと一体的に設けた1基の光学的読み取り手段と;作業テーブルにセットしたテスト用のガラス板をガラスカッターによりX方向へスクライブさせ、その時のスクライブラインに、前記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1が合致するようにカッターヘッドをY方向に移動させた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1とのY方向のずれ量cyとして記憶するY方向ずれ量記憶手段と;次に前記ガラス板をガラスカッターによりY方向へスクライブさせ、その時のスクライブラインに、前記光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1が合致するようにカッターヘッドをX方向に移動させた時の該カッターヘッドの移動量を、ガラスカッター刃先と光学的読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントとのX方向のずれ量cxとして記憶するX方向ずれ量記憶手段と;作業テーブルにセットした被加工のガラス板に対して、予め設定入力した第1および第2のアライメントマークM1,M2の座標データ(x1,y1)、(x2,y2)に従って、カッターヘッドを座標(x1-cx,y1-cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo1とする)と第1のアライメントマークM1とのずれ量dおよび、カッターヘッドを座標(x2-cx,y2-cy)へ移動させた時に、光学読み取り手段による撮像領域内の所定ポイントO1(ガラス板上での座標をPo2とする)と第2のアライメントマークM2とのずれ量eを、該光学的読み取り手段よりの映像から求めることで第1および第2のアライメントマークM1,M2の実際の座標を求める画像処理手段と;第1および第2のアライメントマークM1,M2の座標に基づき求めたアライメントマークM1,M2を結ぶラインLm1m2に対してカッターヘッドを平行移動させることで、および/又は前記ラインLm1m2と直交する方向に対してカッターヘッドを平行移動させることで、被加工のガラス板にX方向および/又はY方向にスクライブするスクライブ手段と;を備えたことを特徴とする自動ガラススクライバー。
IPC (2件):
C03B 33/037 ,  B23Q 17/24

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