特許
J-GLOBAL ID:200903055524331890

スターリング機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125963
公開番号(公開出願番号):特開平10-318042
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】低温熱源でも運転できるα型スターリング機関を提供すること。【解決手段】ピストン2と、ピストン9と、を対面させて配設し、ピストン2のコネクティングロッド3を、クランク機構5に連結する。ピストン9のコネクティングロッド10は、ピストン2及び容器19に摺動自在に挿通させてクランク機構5に連結する。なお、本発明におけるα型スターリング機関1にあっては、ピストン2とピストン9との位相差を、クランク角度で約150度に設定してある。このようにすると、低温な温水(例えば100°C程度)を熱源とした場合に従来取り出せなかった出力を、取り出すことができるようになる。また、シリンダライナ12とシリンダライナ13との間に、冷却器16、再生熱交換器17、加熱器18を介装する構成としたので、死空間を大幅に低減できるので出力を大幅に向上させることができる。
請求項(抜粋):
2つのシリンダと、前記シリンダの各々に往復動可能に嵌挿保持されるピストンと、を含んで構成され、作動ガスが、前記2つのピストンの往復動に応じて、前記2つのシリンダ間を移動可能なように、前記2つのシリンダを、作動ガスの移動軸と同軸的に並んで配設された冷却器、再生熱交換器、加熱器を介して連通させるようにしたスターリング機関において、前記ピストンの往復動の位相差を、作動ガスの高温側温度と低温側温度に基づいて設定するようにしたことを特徴とするスターリング機関。
IPC (2件):
F02G 1/043 ,  F02G 1/053
FI (2件):
F02G 1/043 F ,  F02G 1/053 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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