特許
J-GLOBAL ID:200903055532957529
地震検出器
発明者:
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
井上 一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150118
公開番号(公開出願番号):特開平10-325879
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 横揺れ、縦揺れモードの双方を球体により検出し、その球体以外の可動部を確実に所定の位置まで移動させて、所定の地震対策動作を行うこと。【解決手段】 容器本体10は、第1球体1が転動する第1底板22を含む第1室20と、第2球体2が転動する第2底板32を含む第2室30とを有する。第2底板32は、第2開口32Aに向かうに従い下降傾斜された第1の傾斜面を有する。容器本体10は、上下動及び回動可能に揺動軸40を案内支持する。揺動軸40はフランジ部44を有し、常時はフランジ部44が第2球体2に係止されて可動軸40が静止される。地震の横揺れ時に第1底板22上を転動する第1球体1が、羽根板48を介して可動軸40を自転させる。可動軸40の自転により、フランジ下面44Aの突起部46が、第2球体2を外側に移動させる。地震の縦揺れ時には第2底板32上にて転動する第2球体2を、フランジ下面44Aにより外側に移動させる。これにより、係止状態が解除された可動軸40を、下方に落下させて地震を検出する
請求項(抜粋):
第1底板を有する第1室と、その下方の第2底板を有する第2室とを有し、前記第1,第2底板には第1,第2開口が形成され、前記第2底板が前記第2開口に向かうに従い下降傾斜された第1の傾斜面を有する容器本体と、前記第1室の第1底板上を転動する第1球体と、前記第2室の第2底板上を転動する第2球体と、前記容器本体に上下動及び回動可能に案内されかつ前記第1,第2開口に挿通された軸部と、該軸部より外側に突出するフランジ部とを有し、前記フランジ部が前記第2球体に係止されて第1の位置に静止される可動軸と、少なくとも地震の横揺れ時に前記第1底板上を転動する前記第1球体に基づいて前記可動軸を自転させ、該可動軸の自転により前記第2球体を外側に移動させて、該第2の球体と前記可動軸との係止状態を解除させる第1の係止解除手段と、少なくとも地震の縦揺れ時に前記第2底板上にて転動する前記第2球体を外側に移動させて、該第2の球体と前記可動軸との係止状態を解除させる第2の係止解除手段と、を有し、前記第1及び第2の係止解除手段の少なくとも一方によって係止状態が解除された前記可動軸部を、前記第1の位置よりも下方の第2の位置までに落下させて、地震を検出することを特徴とする地震検出器。
IPC (5件):
G01V 1/18
, G01H 1/00
, G01P 15/03
, G01P 15/135
, H01H 35/14
FI (5件):
G01V 1/18
, G01H 1/00 S
, G01P 15/03 Z
, G01P 15/135
, H01H 35/14 A
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