特許
J-GLOBAL ID:200903055548247327
画像信号補正処理方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-195030
公開番号(公開出願番号):特開平6-046252
出願日: 1992年07月22日
公開日(公表日): 1994年02月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、光学的なフィルタを用いず、従来のRGBの画像信号値のみを用いて、装置間の差異をなくし、RGB画像信号値を標準値に変換するようにすることを目的としている。【構成】 複数の画像入力装置の撮像系における個体差を補正する方法において、分光反射率が既知の多数の色試料を各装置で撮影し、得られたRGB値から、色試料の個数分の波長分解能を持つ装置固有の分光特性を算出しておき、装置固有の特性であるRGBの分光分布関数と印刷色の分光分布の主成分分析によって得られる固有ベクトルとから変換行列を生成し、各装置のRGB値に対して変換処理を施す。
請求項(抜粋):
RGBの色信号を出力するカラーカメラを有する画像入力装置または画像入力系を有する画像処理装置において、同一種類のインクによって印刷される印刷物の印刷面上の色の分光反射率が、主成分分析によって得られる3次までの固有ベクトルによって表現される時に、装置固有の分光特性を算出し、そして、各装置のRGB毎の3つの分光特性と主成分分析によって得られる色試料の3次までの固有ベクトル(関数)との各々の積和を要素とする3×3の行列と、色試料の平均色のRGB値を表す色ベクトルと、を装置毎に生成すること、および、標準の特性を有する装置のRGB毎の3つの分光特性と主成分分析によって得られる色試料の3次までの固有ベクトル(関数)との各々の積和を要素とする3×3の行列と、色試料の平均色のRGB値を表す色ベクトルと、を標準の装置について生成することにより、各装置で未知の色を画像入力して得られるRGB値のベクトルから、平均の色ベクトルを引いた差分ベクトルに対して、生成した装置固有の3×3行列の逆変換と標準装置の変換とを施し、標準の平均色ベクトルを加算し、装置の個体差に依存しない標準のRGB画像信号値を得るようにしたことを特徴とする画像信号補正処理方法。
IPC (6件):
H04N 1/40
, G06F 15/64 310
, G06F 15/66 310
, H04N 1/46
, H04N 9/74
, H04N 17/02
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