特許
J-GLOBAL ID:200903055566410626

硬貨識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-315746
公開番号(公開出願番号):特開平10-162189
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 MI素子(磁気インピーダンス素子)を用い、硬貨の材質,厚さ,径を判別可能のみならず、凹凸をも検知して硬貨の識別を正確に行なえる硬貨識別装置を提供する。【解決手段】 コイル14A,14Bが硬貨10の移動する通路11に沿って所定間隔Sで並び、中心軸が通路11を移動する硬貨10の表面と裏面に垂直な方向に沿うように配置され、それぞれのコイル内にMI素子16A,16Bがコイルの中心軸に沿うように配置される。コイル14A,14Bに交流電流を流して硬貨10に交流磁界を印加し、硬貨10で発生する渦電流による磁界変化をMI素子14A,14Bで検出し、その出力を差動増幅して硬貨の識別信号を得る。磁界変化の検出を高感度で良好なS/N比で行え、硬貨への印加磁界のスポット径を小さくできるので、識別信号から硬貨の凹凸の情報をも得られる。
請求項(抜粋):
硬貨に交流磁界を印加し、硬貨で発生する渦電流による磁界変化を検出し、この検出結果に基づいて硬貨の識別を行う硬貨識別装置であって、硬貨の移動する通路に沿って所定間隔で並び、中心軸が前記通路を移動する硬貨の表面と裏面に垂直な方向に沿うように配置された2つのコイルと、それぞれ前記2つのコイル内で該コイルの中心軸に沿うように配置された2つの磁気インピーダンス素子とからなるセンサー部を有し、前記2つのコイルに交流電流を流して硬貨に交流磁界を印加し、硬貨で発生する渦電流による磁界変化を前記2つの磁気インピーダンス素子で検出し、該2つの磁気インピーダンス素子の出力を差動増幅することにより、硬貨の識別信号を得ることを特徴とする硬貨識別装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特表平7-500940
  • 特表平6-504391
  • 磁気インピーダンス効果素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-323816   出願人:新技術事業団
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