特許
J-GLOBAL ID:200903055568176221

漏話低減のため現行TCM-ISDNと同期化させたデジタル電話加入者回線上の時間多重化伝送

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-304125
公開番号(公開出願番号):特開2000-032096
出願日: 1998年10月26日
公開日(公表日): 2000年01月28日
要約:
【要約】【課題】 パルプ絶縁方式電話ケーブルは、プラスティック絶縁方式ケーブルより漏話干渉が大い。【解決手段】 TCM-DSLは、TCM-ISDN回線とパルプケーブル束を共用し同期的に送受信を行うことによりNEXT干渉を排除する。TCM-DSL回線はISDN送受信ウインドウと同期的に作動するTCMを使用するので同じ側のISDNモデムが送信している時には受信をせず送信する。同じ側のISDNが受信している時NEXT干渉は存在しない。このように高速なTCM-DSLデータが、ISDN受信ウインドウの間干渉を減じて受信可能である。無搬送波振幅/位相変調(CAP)のような通過帯域変調技術により、TCM-DSLに対する高いデータ率が達成される。
請求項(抜粋):
接近して配置された銅撚り対線上での統合サービスデジタル網(ISDN)による漏話干渉の影響を低減するための、銅撚り対線電話回線上に通過周波帯域変調を利用する高速データ伝送のための加入者デジタル回線(DSL)システムであって、そこではISDN機器がダウンストリーム時間ウインドウの間は遠隔現場からではなく電話局側からデータを送信する時圧縮多重化(TCM)システムであり、またISDN機器がアップストリーム時間ウインドウの間は電話局側で送信を行わずに受信を行う、そのような電話局側機器を含むDSLシステムにおいて、データネットワークに接続するためのデータネットワークインターフェースと、電話局側のISDN機器が電話局から遠隔現場へと送信を行っている時にはダウンストリーム時間ウインドウを表示するバーストクロックを受信し、且つ電話局側のISDN機器が遠隔現場から遠隔的に送信されるデータを受信している時にはアップストリーム時間ウインドウを表示するためのバーストクロック入力と、遠隔の顧客現場の顧客専用DSL機器に接続された、ISDN機器により駆動されるTCM-ISDN回線とケーブル束を共有するDSL回線である銅撚り対線電話回線に接続するための電話回線インターフェースと、ダウンストリーム時間ウインドウの間送信を行い、アップストリーム時間ウインドウの間受信を行うためにDSLプロセッサーを制御するための、TCM-ISDN回線と同期化されたバーストクロックを受信するために、電話回線インターフェース、データネットワークインターフェース、及びバーストクロック入力に接続されたDSLプロセッサーであって、データネットワークからデータの流れを受信しデータの流れに相当するダウンストリーム通過周波帯域信号を生成するための、そして、ダウンストリーム通過周波帯域信号を遠隔の顧客現場の顧客専用DSL機器へDSL回線で送信するための、そして、アップストリーム通過周波帯域信号を顧客専用DSL機器から受信して、データネットワークに送信するための表現されたデータ信号をアップストリーム通過周波帯域信号から抽出するための、そのようなDSLプロセッサーとから成り、そのDSLシステムはISDN機器よりも高いデータ率を提供するが、該DSLシステムが漏話干渉の影響を低減するためにISDN機器と同期化されていることを特徴とするDSLシステム。
IPC (5件):
H04M 1/00 ,  H04B 3/32 ,  H04J 3/00 ,  H04M 11/00 302 ,  H04Q 3/42 104
FI (5件):
H04M 1/00 P ,  H04B 3/32 ,  H04J 3/00 H ,  H04M 11/00 302 ,  H04Q 3/42 104
引用特許:
審査官引用 (1件)

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