特許
J-GLOBAL ID:200903055574995790
斜板式圧縮機用のスラストころ軸受
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-167389
公開番号(公開出願番号):特開平9-014131
出願日: 1995年07月03日
公開日(公表日): 1997年01月14日
要約:
【要約】【課題】レースのたわみの変動にかかわらず、軸受機能の安定化と寿命の向上を図ること。【解決手段】斜板式圧縮機1の斜板8と非回転のシリンダ2,3との間に設けられるスラストころ軸受12において、斜板8の受け座17,18に対して、外面の内径側または外径側のいずれか一方が部分的に当接される第1レース19と、シリンダ2,3の受け座14,15に対して、外面の外径側または内径側のいずれか一方が部分的に当接される第2レース20と、両レース19,20に挟まれる複数のころ22とを備え、かつ、ころ22の長手方向中間部分には、各レース19,20のたわみが小さいときに接触面圧を小さくする曲率の小さな第1のクラウニング23が形成されていて、ころ22の長手方向両端部分には、斜板8の回転に伴う各レース19,20のたわみ時の湾曲形状に近似する放物線に沿う第2のクラウニング24が形成されている。
請求項(抜粋):
回転軸に固着される斜板の回転動作によってピストンをシリンダ内で軸方向に往復動作させる斜板式圧縮機の前記斜板と非回転のシリンダとの間に設けられるスラストころ軸受であって、前記斜板の受け座に対して、外面の内径側または外径側のいずれか一方が部分的に当接される第1レースと、非回転のシリンダの受け座に対して、外面の外径側または内径側のいずれか一方が部分的に当接される第2レースと、両レースに挟まれる複数のころとを備え、かつ、ころの長手方向中間部分には、レースのたわみが小さいときに接触面圧を小さくする曲率の小さな第1のクラウニングが形成されていて、ころの長手方向両端部分には、斜板回転に伴うレースのたわみ時の湾曲形状に近似する放物線に沿う第2のクラウニングが形成されている、ことを特徴とする斜板式圧縮機用のスラストころ軸受。
IPC (2件):
FI (2件):
F04B 27/08 G
, F16C 19/30
前のページに戻る