特許
J-GLOBAL ID:200903055589748632

有機電解質電池の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-035959
公開番号(公開出願番号):特開平11-233144
出願日: 1998年02月18日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】 高分子電解質をセパレータとして使用した電池におけるセパレータの取り扱いを容易にして生産性を向上させた有機電解質電池の製造方法の提供。【解決手段】 基材となるポリエステルフィルム3a上に溶媒に溶解された高分子材料を塗着し乾燥により溶媒を除去して形成されたセパレータ3を、負極板2の活物質層2b上に重ね合わせ、加熱された加圧ローラ13a、13b、14a、14bにより加熱、加圧してセパレータ3と活物質層2bとを接合させる。接合後にポリエステルフィルム3aが剥離され、この各セパレータ3上には正極板の活物質層が接合される。セパレータ3自体は機械的強度が低いが、基材に保持されているので、製造上での取り扱いが容易となる。
請求項(抜粋):
正極集電体上に正極活物質層が形成されてなる正極板と、負極集電体上に負極活物質層が形成されてなる負極板との間に、高分子電解質からなるセパレータを配し、このセパレータと正極板及び負極板それぞれの活物質層との間を接合して、セパレータを介して正極板及び負極板が積層されてなる有機電解質電池の製造方法において、溶媒に高分子材料を溶解した溶液を前記溶媒に溶解しない基材上に塗着した後、乾燥により前記溶媒を除去して基材上にセパレータを形成し、このセパレータの基材に接触していない一方側の面を前記正極板または負極板の活物質層上に接合した後、セパレータから基材を剥離除去し、基材が除去されたセパレータの他方側の面と、セパレータの一方側の面に接合した正極板または負極板と異なる正負いずれかの極板の活物質層の面とを接合することにより、セパレータを介して正極板及び負極板が積層されるようにしたことを特徴とする有機電解質電池の製造方法。
IPC (3件):
H01M 10/40 ,  H01M 4/04 ,  H01M 6/18
FI (3件):
H01M 10/40 B ,  H01M 4/04 A ,  H01M 6/18 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平1-503660

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