特許

J-GLOBAL ID：200903055603966257

Al-Si系合金

発明者： 大城 直人 ,  浅倉 忠司 ,  鈴木 喬雄
出願人/特許権者： 株式会社大紀アルミニウム工業所
代理人 (1件)： 森 義明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-026146
公開番号（公開出願番号）：特開平8-199275
出願日： 1995年01月20日
公開日（公表日）： 1996年08月06日
要約：

【要約】【目的】 本発明の目的は、酸化減耗により安定持続性に欠けるような改良剤やマイクロポロシティのような欠陥を生じやすい改良剤や異常化合物を生成するような改良剤を添加する事なくAl-Si系合金の改良を行う事にある。【構成】 Si:4.0〜13.0%を含有し、Cu及びMgの少なくともいずれか一方を有効添加元素とし、残部がAl及び不可避不純物とからなるAl-Si系合金において、Pの含有量が0.0005%以下である事を特徴とするもので、これによれば、Na,Sr,Sb等の改良剤を添加する事なく鋳造したままの状態でAl-Si系合金の共晶組織を微細化する事ができ、その機械的性質の改良は勿論、改良剤を使用しない事によるガス吸収性の改善、鋳造性の向上、改良持続性の改善がなされた。

請求項（抜粋）：

Si:4.0〜13.0%を含有し、Cu及びMgの少なくともいずれか一方を有効添加元素とし、残部がAl及び不可避不純物とからなるAl-Si系合金において、Pの含有量が0.0005%以下である事を特徴とするAl-Si系合金。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特公昭52-009404
  
• 特開昭60-152648