特許

J-GLOBAL ID：200903055614864170

波長多重光伝送路およびそれに用いられる光ファイバ

発明者： 杉崎 隆一 ,  小倉 邦男 ,  寺田 淳
出願人/特許権者： 古河電気工業株式会社
代理人 (1件)： 五十嵐 清
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-069883
公開番号（公開出願番号）：特開平11-326671
出願日： 1999年03月16日
公開日（公表日）： 1999年11月26日
要約：

【要約】【課題】 波長1550nm帯の伝送損失の波長依存偏差が小さく、シングルモード光ファイバの波長分散を補償できる波長多重光伝送路を提供する。【解決手段】 光送信機11と光受信機14間に波長多重光伝送路10を布設する。波長多重光伝送路10はシングルモード光ファイバ12と分散補償光ファイバ13を直列接続して形成する。分散補償光ファイバ13のコアとクラッドの少なくとも一方にはボロンを添加する。シングルモード光ファイバ12にボロン添加光ファイバが接続されることで、波長多重光伝送路10の伝送損失の波長依存性が小さくなり、波長多重光伝送路10の波長損失偏差を平坦化することが可能となる。

請求項（抜粋）：

波長多重光伝送路に用いられ、1.31μm付近に零分散波長を有するシングルモード光ファイバと、前記シングルモード光ファイバの1.55μm波長帯の分散特性を補償するための分散補償光ファイバとが直列に接続されている光伝送路であって、前記シングルモード光ファイバおよび前記分散補償光ファイバはコアをクラッドで覆って形成され、前記シングルモード光ファイバと前記分散補償光ファイバとの少なくとも一方には前記光伝送路又は前記分散補償光ファイバ自身の損失特性の波長依存性を補償するために、コア又はクラッドの少なくとも一方にボロンが添加されたことを特徴とする波長多重光伝送路。

IPC (6件)：

G02B 6/16 ,  C03C 13/04 ,  G02B 6/00 376 ,  G02B 6/10 ,  H04B 10/02 ,  H04B 10/18

FI (5件)：

G02B 6/16 ,  C03C 13/04 ,  G02B 6/00 376 A ,  G02B 6/10 C ,  H04B 9/00 M