特許
J-GLOBAL ID:200903055615067436

地下構築物の構築方法および曲線削孔装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大日方 富雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-147919
公開番号(公開出願番号):特開平7-004173
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】 球状や卵状等の耐圧形状を有する大深度地下構築物を構築するに際して、地下構築物の湾曲した外面に沿って側孔を掘削することができる削孔装置と湾曲した削孔を用いた地下構築物の構築方法を提供する。【構成】 削孔装置は、自身の掘削位置を検知できるとともに、掘削方向を変更できるようになっており、任意の曲線に沿って削孔1を掘削できるようになっている。この削孔装置を用いて、地下構造物を収納する地下空間sの湾曲した外面に沿って、この外面を覆うように多数の削孔1を掘削する。また、これら削孔1を掘削するとともに、削孔1内にモルタルを圧入する。そして、圧入されたモルタルにより、掘削すべき地下空間sの外面だけを経済的に補強する。次いで、外面を補強された地下空間sを掘削することにより、安全に掘削作業を行なうことができる。
請求項(抜粋):
外面の少なくとも一部が湾曲した形状の地下構築物を構築するに際し、構築すべき地下構築物の外面側に当たる地山を補強する補強工程と、次いで、該補強工程により補強された上記地山の内側を掘削して、上記地下構築物を収容すべき地下空間を形成する掘削工程とを具備してなる地下構築物の構築方法であって、上記補強工程において、上記地山を補強するに際し、上記構築すべき地下構築物の少なくとも上面側の外面を覆うように、上記地下構築物の少なくとも一部が湾曲した外面に沿って、曲線状の多数の削孔を掘削していくとともに、順次掘削された削孔にモルタル等の補強剤を注入することを特徴とする地下構築物の構築方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-108798

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