特許

J-GLOBAL ID：200903055615472888

光周波数多重伝送装置

発明者： 井上 恭
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 井出 直孝 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-178584
公開番号（公開出願番号）：特開平6-029949
出願日： 1992年07月06日
公開日（公表日）： 1994年02月04日
要約：

【要約】【目的】 光周波数多重伝送において光ファイバ内で生じる四光波混合光に起因する伝送劣化を抑圧する。【構成】 多重化される信号光のそれぞれの中心周波数を伝送信号とは独立に周波数変調して四光波混合光の周波数を時間的に変動させ、その四光波混合光と信号光とによって生じるビート雑音を受信側で除去する。

請求項（抜粋）：

中心光周波数が実質的に等間隔で割り当てられた複数の光送信器と、この複数の光送信器からそれぞれ出力された信号光を周波数多重化して伝送する光伝送路と、周波数多重化された信号光を分離する光分波器と、分離された信号光をそれぞれ受光する複数の光受信器とを備えた光周波数多重伝送装置において、前記複数の光送信器の少なくとも一部に、伝送信号とは独立の信号によりその信号光の中心光周波数を周波数変調する手段をそれぞれ備え、前記複数の光受信器はそれぞれ、信号光と前記光伝送路で発生する四光波混合光との干渉による周波数が時間的に変化するビート雑音の少なくとも一部を除去するベースバンドフィルタを含むことを特徴とする光周波数多重伝送装置。