特許
J-GLOBAL ID:200903055616862280

ソーダ回収ボイラの灰詰り防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-287484
公開番号(公開出願番号):特開平6-137539
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 パルプ工場で薬品および熱量を回収するソーダ回収ボイラの過熱器管等の灰詰りを防止すること。【構成】 ソーダ回収ボイラの二次空気供給孔から過熱器管群に到る間の火炉壁面から、SO3 ,SO2 等の硫黄酸化物、または燃焼後硫黄酸化物を生成する硫黄化合物を、排ガス中のSO2 濃度として 50 ppm 以下になるように、燃焼排ガス中に投入する。そうすると、灰中に含まれるCl 分はHCl に、またCO3 分はCO2 の形になって灰から分離する。Cl 分やCO3 分は灰の融点を下げて灰の付着性を高めていたが、これらが除かれるので、灰が過熱器管等に付着しにくくなる。
請求項(抜粋):
ソーダ回収ボイラの二次空気供給孔から過熱器管群に至る間の火炉内に硫黄酸化物または燃焼後硫黄酸化物を生成する硫黄化合物またはその両方を投入するとともに、排ガス中の二酸化硫黄濃度が 50 ppm 以下になるように、上記硫黄酸化物および上記硫黄化合物の投入量を制御することを特徴とするソーダ回収ボイラの灰詰り防止方法。
IPC (2件):
F23J 1/00 ,  F23J 15/00

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