特許
J-GLOBAL ID:200903055623477511

磁気軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-054095
公開番号(公開出願番号):特開平7-259854
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 回転体の振れ回りに基づくステータ側の振動を抑制するようにした磁気軸受装置を提供する。【構成】 変位検出手段5、6は回転体Rと電磁石1aとのギャップの変位Δxを検出し、周波数抽出手段41は変位検出手段で検出した回転体と電磁石とのギャップの変動分信号の内、回転体の周波数成分frを抽出する。第1演算手段43は、周波数抽出手段で抽出した回転体周波数成分に、直流バイアス電流I0を乗算すると共に、前記ギャップの定常値x0で除算する。第2演算手段46、47は、前記直流バイアス電流に対して、第1演算手段の出力結果を加算または減算する。そして、この加算または減算結果は電磁石に供給され、電磁石に供給する電流の変動分およびギャップの変動分がキャンセルされ、電磁石の吸引力は、直流バイアス電流とギャップの定常値等の一定値によって決定される。
請求項(抜粋):
回転体と、この回転体を所定位置で磁気支持する電磁石と、前記回転体と電磁石とのギャップの変位を検出する変位検出手段と、この変位検出手段で検出された回転体と電磁石とのギャップの変動分信号の内、回転体の回転周波数成分を抽出する周波数抽出手段と、この周波数抽出手段で抽出した回転周波数成分に、前記電磁石に供給する電磁石電流の一部をなす直流バイアス電流を乗算すると共に、前記回転体が所定位置に存在する場合におけるギャップの定常値で除算する第1演算手段と、前記直流バイアス電流に対して、前記第1演算手段の出力結果を加算または減算する第2演算手段とを備えたことを特徴とする磁気軸受装置。

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