特許
J-GLOBAL ID:200903055624919801

膜分離小型合併浄化槽

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-052364
公開番号(公開出願番号):特開平7-256282
出願日: 1994年03月24日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 活性汚泥の処理槽外への流出を防止できるとともに、これにより汚水の生物学的処理を十分行えるようにした小型合併浄化槽を提供する。【構成】 被処理水が供給される嫌気ろ床室2と、嫌気ろ床室2と越流堰9により分離された曝気槽3と、嫌気ろ床室2内の被処理水を曝気槽3へ移送する汚水移送ポンプ12と、曝気槽3内に設けられる膜カートリッジ18を配列した膜分離装置15と、膜分離装置15により取り出された膜透過液を消毒して槽の外部へ流出させる消毒槽4と、嫌気ろ床室2内の水位を検出する水位検出装置26と、水位検出装置26により検出された水位に基づき吸引手段22の運転を制御する制御装置28とで浄化槽を構成する。
請求項(抜粋):
ろ材を充填したろ床を有して、被処理水供給管より供給される被処理水を嫌気条件下で生物学的に処理する嫌気ろ床室と、この嫌気ろ床室と越流堰により分離されるとともに越流堰の上部で連通しており、嫌気ろ床室から移送される被処理水を好気条件下で生物学的に処理するとともに槽内の被処理水の一部を越流堰の上部より嫌気ろ床室へ返送する曝気槽と、嫌気ろ床室内の被処理水を曝気槽へ移送する汚水移送ポンプと、曝気槽内の被処理水に浸漬して設けられ、被処理水を固液分離する吸引手段に接続された膜分離装置と、この膜分離装置の濾過膜を透過した膜透過液を流入させて槽内で消毒し、排出管より槽の外部へ流出させる消毒槽と、嫌気ろ床室内の水位を検出する水位検出装置と、この水位検出装置により検出された水位に基づき前記吸引手段の運転を制御する制御装置とを備え、前記膜分離装置は、ケーシングの内部に上下方向に配置される膜カートリッジを適当間隔で並列に配置して、この膜カートリッジを透過液吸引管を介して前記吸引手段に接続させ、膜カートリッジの下方に、被処理水に曝気空気を供給する散気装置を給気手段に接続して設けることにより構成し、前記制御装置は前記吸引手段を、嫌気ろ床室内の一定の高水位で自動起動し、嫌気ろ床室内の一定の低水位で自動停止することを特徴とする膜分離小型合併浄化槽。
IPC (3件):
C02F 3/00 ZAB ,  B01D 63/08 ,  C02F 1/44 ZAB
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-317796

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