特許
J-GLOBAL ID:200903055629687755

固体撮像装置および画素欠陥補償方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-221945
公開番号(公開出願番号):特開2001-054127
出願日: 1999年08月05日
公開日(公表日): 2001年02月23日
要約:
【要約】【課題】 各色の配置に着目しながら、画素をずらして配した撮像でも画素欠陥に対応することのできる固体撮像装置および画素欠陥補償方法の提供。【解決手段】 ディジタルカメラ10は、システム制御部18により信号処理部36に対する欠陥判定、補間処理の制御を受けて、欠陥画素に対するデータ補償を行う。具体的には輝度データ生成機能部36b でデータ補正部36a からの画像データを用いてエッジ境界を考慮しながら受光素子の欠陥判定を欠陥判定部36A で行い、この判定結果に応じて受光素子の位置における輝度データを、欠陥対応部36B と正常な受光素子に対しては輝度データ算出部36C とで、それぞれ求め、欠陥の受光素子の影響を抑え、かつ破綻のない輝度データの生成を行い、輝度データ補間機能部36c 、高解像度プレーン補間機能部36d およびマトリクス処理部36eを介して信号処理を施している。
請求項(抜粋):
光学系を介して被写界からの入射光を光電変換する受光素子の位置に対応させて色分解する色分解手段で色分解された光を前記受光素子の2次元配置した撮像手段によりカラー撮像し、得られたカラー撮像信号をディジタル変換手段でディジタルの画像データにし、該画像データに信号処理を施す信号処理手段を介して該画像データを出力する固体撮像装置において、該装置は、前記ディジタルの画像データに画像の色調整および階調を補正するデータ補正手段、該データ補正手段からの画像データを用いて前記受光素子の欠陥および/または前記画像におけるエッジ境界かの判定を行いながら、該判定結果に応じて前記受光素子の位置における輝度データを求める輝度データ生成手段、該輝度データ生成手段で得た輝度データに基づいて前記受光素子の空隙位置における輝度データを求める輝度データ補間手段、該輝度データ補間手段と色R 画素データを用いた色R の補間、前記輝度データ補間手段と色B 画素データを用いた色B の補間、色G 画素データによる色G の補間を行うRGB 補間手段、および該RGB 補間手段を介して供給される画像データを基に輝度データおよび色差データを生成し、これらのデータに折返し歪の発生を防ぐ処理を施すとともに、該処理した輝度データに輪郭強調処理を施す表示画像生成手段を含む信号処理手段と、前記信号処理手段の各手段の判定、補間処理の制御を行う制御手段とを含むことを特徴とする固体撮像装置。

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