特許
J-GLOBAL ID:200903055637348722
電気制御式シフトアクチュエータ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-233046
公開番号(公開出願番号):特開平5-203048
出願日: 1992年08月07日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 電気的に付勢可能なスイッチ手段をエネルギ消散動的制動回路に組み込み、その回路をモータに対して選択的に接続及び切り離し可能にすること。【構成】 回転ホィール22をモータMにより所定の回転位置の一方へ移動させる電気制御シフトアクチュエータであって、ホィールに設けた偏心駆動ピン26が反動部材14を移動させ、スライド6とシフト部材16に直接的に係合しているボール8とを有するばね付勢されたシフト部材係合手段に予荷重を加えて、シフト部材を2つの所定位置の一方へ移動させる。制御装置には、セレクタスイッチ36と、位置感知スイッチ28,30 と、モータを電源38または動的制動回路66〜68のいずれかに択一的に接続させる電気制御式スイッチ62とを備える。
請求項(抜粋):
第1,第2シフト位置(8,8b)間を移動可能なシフト部材係合手段(6、8) と、第1,第2回転位置(26,26a)を備えている回転部材(22)と、前記回転部材が前記第1,第2回転位置へ回転するのに応じて前記シフト部材係合手段をそれぞれ前記第1,第2シフト位置へ移動させる手段(10、14) と、前記回転部材を回転させるモータ(M) と、前記モータ(M) に接続してモータに動的制動を与えるため、電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)を備えて、前記モータに選択的に接続されまたは切り離されるエネルギ消散手段(66,68) と、各々が第1,第2状態(48、50;52、54)を備え、前記第2状態において各々が前記モータに接続し、前記第1状態において各々が前記電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)に接続するようにした、前記回転部材の各回転位置を感知する第1,第2位置感知スイッチ手段(28、30) と、前記位置感知スイッチ手段の各々と電源(38)とに接続して、前記第1及び前記第2位置感知スイッチ手段の一方を選択して択一的に前記電源に接続するセレクタスイッチ手段(36)と、前記回転部材に関連した手段(22a) と、を設け、該手段(22a) は、a)前記回転部材が第1回転位置(26)にあり、前記シフト部材係合手段(6、8)が第1シフト位置(8) にある時、前記第1位置感知スイッチ手段(28)を第2状態(52)に、前記第2位置感知スイッチ手段(30)を第1状態(50)にすることによって、前記セレクタスイッチ手段(36)及び第1位置感知スイッチ手段(28)を介してモータ(M) が電源(38)に接続されるようにし、b)モータ(M) が前記回転部材(22)を第2回転位置(26a) 方向へ回転させた時、前記第2位置感知スイッチ手段(30)を第2状態(54)に変化させ、c)前記回転部材(22)が第2回転位置(26a) に達した時に前記第1位置感知スイッチ手段(28)を第1状態(48)に変化させることによって、電源(38)をモータ(M) から切り離して電源を前記電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)に接続し、それによって前記エネルギ消散手段(66、68) を前記モータに接続し、d)前記シフト部材係合手段(6、8) が第2シフト位置(8b)にある時、前記セレクタスイッチ手段(36)が別の状態に変化した時に前記第2位置感知スイッチ手段(30)を介してモータ(M) を電源(38)に接続し、電源を前記電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)から切り離すことによって、前記エネルギ消散手段(66、68) をモータ(M) から切り離し、e)モータ(M) が前記回転部材(22)を第1回転位置(26)方向へ回転させる時、前記第1位置感知スイッチ手段(28)を第2状態(52)に変化させ、f)前記回転部材(22)が第1回転位置(26)に達した時に前記第2位置感知スイッチ手段(30)を第1状態(50)に変化させることによって、電源(38)をモータ(M)から切り離して前記電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)に接続して、前記エネルギ消散手段(66、68) をモータ(M) に接続し、電力がモータ(M) 及び前記電気的に付勢可能なスイッチ手段(62)に同時に供給されないようにする、ことを特徴とする電気制御式シフトアクチュエータ。
IPC (2件):
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