特許
J-GLOBAL ID:200903055640529797

密封板付転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-279219
公開番号(公開出願番号):特開平8-135668
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】 密封板8aの変形を防止して、シール性の高い構造を得る。【構成】 合成樹脂製で円輪状の密封板8aの外周縁部に係止部11aを形成し、この係止部11aを外輪5内周面の係止凹溝9に係合させる。係止部11aを構成する溝12の底面13の位置は、主板部10の両側面の間位置にする。又、係止部11aに加わる圧縮応力を合成樹脂のクリープ限界以下にすべく、各部の寸法並びに形状を規制する。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を形成した内輪と、内周面に外輪軌道を形成した外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数の転動体と、上記外輪の端部内周面に全周に亙って設けられた係止凹溝と、合成樹脂により全体を円輪状に造られた密封板とから成り、この密封板は、円輪状の主板部と、この主板部の外周縁部に形成された、側方が開口した溝状で直径方向に亙り弾性変形自在な係止部とを備え、この係止部を上記係止凹溝に係止し、上記主板部の内周縁を上記内輪の端部外周面に近接させる事により、上記複数の転動体を設置した部分の端部開口を塞いでいる密封板付転がり軸受であって、上記係止部を構成する側方が開口した溝の底面位置は、上記主板部の片面を直径方向外方に延長する事で得られる第一の仮想面と上記主板部の他面を直径方向外方に延長する事で得られる第二の仮想面との間に位置する事を特徴とする密封板付転がり軸受。

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