特許
J-GLOBAL ID:200903055645048100

鉄道車両の防振床構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 兼子 直久 ,  伊藤 愛 ,  橋本 努
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-057046
公開番号(公開出願番号):特開2006-240414
出願日: 2005年03月02日
公開日(公表日): 2006年09月14日
要約:
【課題】 客室空間内の低騒音化を図ると共に、通路部を往来する乗客の歩行振動の腰掛設置部への伝播を防いで良好な腰掛けの座り心地を確保できる鉄道車両の防振床構造を提供すること。 【解決手段】 客室床板7a,7bは、車体幅方向に端から、腰掛設置部の客室床板7bと、通路部の客室床板7aと、腰掛設置部の客室床板7bとに、3分割されている。客室床板7a,7bから客室空間12内に発生する騒音は、通路部からの方が腰掛設置部に比較しレベルが大なので、通路部の客室床板7aを低硬度の防振部材6aで支えて、客室空間12の低騒音化を図る。また、通路部の防振部材6aの低硬度なので、乗客等の歩行加振により通路部の客室床板7aは振動し易いが、その客室床板7aと腰掛設置部の客室床板7bとは分離されているので、通路部の客室床板7aの振動が腰掛設置部の客室床板7bへ伝播することを防止して、乗客の座り心地を良好に保つことができる。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車両構体の構造床と、その構造床の上方に配設される客室床板と、その客室床板を前記構造床上で支持するためにその構造床と前記客室床板との間に設けられた床受部材と、その床受部材と前記構造床または客室床板との間に設けられ、前記構造床から客室床板へ伝播される振動または騒音を減衰する防振部材とを備えた鉄道車両の防振床構造において、 前記客室床板は、車体幅方向の両側にそれぞれ設けられた腰掛設置部と、車体幅方向の中央に設けられた通路部とに3分割されており、 その車体幅方向に3分割された前記客室床板は、車体長方向にそれぞれ機械的に締結される一方、車体幅方向には、機械的に非締結とされていることを特徴とする鉄道車両の防振床構造。
IPC (2件):
B61D 17/10 ,  F16F 1/36
FI (2件):
B61D17/10 ,  F16F1/36 Z
Fターム (6件):
3J059AA01 ,  3J059BA41 ,  3J059BB02 ,  3J059BC06 ,  3J059CB05 ,  3J059GA20
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
  • 鉄道車両の台枠
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-102145   出願人:株式会社日立製作所
  • 鉄道車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-171262   出願人:株式会社日立製作所
  • 二重床の車両
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-050542   出願人:東海旅客鉄道株式会社, 日本車輌製造株式会社
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