特許
J-GLOBAL ID:200903055655612372

ダンボール箱の製函方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大沼 浩司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-168334
公開番号(公開出願番号):特開平9-327869
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【目的】 開函するのに大きな力を必要とするダンボール箱用偏平筒でも確実に角筒状に開くことができ、機械内部の床面に大量のチリが堆積することを回避でき、前後の短尺下蓋片を両側の長尺下蓋片と喧嘩しないで確実に底折りすることができるダンボール箱の製函方法。【構成】 ダンボール箱用偏平筒Sの後面部分eをバキュームパッド4bで吸引保持してダンボール箱用偏平筒Sを前側に若干傾倒させて前面部分の短尺下蓋片aを鋸歯状係止板6の鋸歯に押し付けてから、バキュームパッド4bで吸引保持された後面部分eを後方へ移動していく。押圧手段11によりダンボール箱Hの前面部分fの70°位の鋭角に開いたコーナーgに近い側面部を開函装置4の後方移動と同調して直角になるまで押圧していく。短尺下蓋片a,bを底折りする前に長尺下蓋片c,dのいずれか一方を拡げる。
請求項(抜粋):
ダンボール箱用偏平筒をサンドイッチコンベアの上流側に立てて供給して平面方向に見て長方形の角筒状に開きコンベア搬送方向に対応する前後の短尺下蓋片を底折りしてからサンドイッチコンベアに挟入し、次いで、両側の長尺下蓋片を底折りする,ダンボール箱の製函方法において、前記ダンボール箱用偏平筒を供給する工程は、立った状態に床板上に供給しかつダンボール箱用偏平筒の後面部分をコンベア挟入方向前側に備えられるサンドイッチコンベアの挟入スペースに対応させる構成であり、前記ダンボール箱用偏平筒を角筒状に開く工程は、歯列方向がコンベア挟入方向と一致している鋸歯状係止板を床板上に若干突出させるとともにダンボール箱用偏平筒の後面部分をバキュームパッドで吸引保持しかつダンボール箱用偏平筒を前側に若干傾倒させて前面部分の短尺下蓋片を前記鋸歯状係止板の鋸歯に押し付けて該前面部分をサンドイッチコンベアへの挟入方向とは反対方向の移動を不能とし、次いで、バキュームパッドをサンドイッチコンベアへの挟入方向とは反対方向へ移動して該バキュームパッドで吸引保持された後面部分を縦送り方向と反対方向へダンボール箱の縦寸法だけ移動していき、これによって前面部分をサンドイッチコンベアの挟入スペースに対応する位置まで横方向への移動を生起させて次第に角筒状に開いていきバキュームパッドの移動終了間際より前面部分の鋭角に開いたコーナーに近い側面部を押圧手段により直角になるまで押圧することにより平面方向に見て長方形の角筒状に開く構成であることを特徴とする,ダンボール箱の製函方法。

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