特許
J-GLOBAL ID:200903055666075743

核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット及びこれを用いた癌の検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前 直美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-435631
公開番号(公開出願番号):特開2005-192421
出願日: 2003年12月26日
公開日(公表日): 2005年07月21日
要約:
【課題】 MGMT遺伝子のCpG領域のシトシンのメチル化を効率良く、高い精度で検出する方法として、1回の操作で、MGMT遺伝子の2以上のCpG領域の各々のCpG領域中のシトシンのメチル化を検出する方法を提供する。また、この検出方法に用いるための核酸増幅用プライマー、核酸増幅用プライマーセット、検査用試薬キットを提供する。【解決手段】 メチル化シトシン特異的核酸増幅用プライマーであって、それぞれの核酸増幅用プライマーが異なるCpG領域に存在するメチル化されたシトシンを特異的に認識して核酸増幅によりオリゴヌクレオチドを形成するものを2以上、メチル化シトシン非特異的核酸増幅用プライマーを2以上含む核酸増幅用プライマーセットを用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
MGMTをコードする遺伝子における2以上のCpG領域の各々のCpG領域中のシトシンのメチル化を1回の操作で検出する検出方法に用いられる核酸増幅用プライマーであって、 以下の1)〜10)のいずれか1に記載のオリゴヌクレオチドのうち少なくとも1つを選択する核酸増幅用プライマー: 1)MGMTをコードする遺伝子におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域のいずれか1のCpG領域中に存在するシトシン以外のシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 2)MGMTをコードする遺伝子におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域のいずれか1のCpG領域中に存在するシトシン以外のシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 3)MGMTをコードする遺伝子におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域の各々のCpG領域に存在するシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 4)MGMTをコードする遺伝子におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域の各々のCpG領域に存在するシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 5)配列番号2〜5に表される塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 6)MGMTをコードする遺伝子の配列の相補鎖におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域のいずれか1のCpG領域中に存在するシトシン以外のシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 7)MGMTをコードする遺伝子の配列の相補鎖におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域のいずれか1のCpG領域中に存在するシトシン以外のシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 8)MGMTをコードする遺伝子の配列の相補鎖におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域の各々のCpG領域に存在するシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 9)MGMTをコードする遺伝子の配列の相補鎖におけるCpG領域を2以上含み、この2以上のCpG領域の各々のCpG領域に存在するシトシンがチミン又はウラシルに変換された塩基配列に相補的な塩基配列からなるオリゴヌクレオチド。 10)前記1)から9)のいずれか1に記載のオリゴヌクレオチドのうち1又は複数のオリゴヌクレオチドについて、1ないし複数個の塩基が置換、欠失、挿入若しくは付加といった変異された塩基配列を含み、前記2以上のCpG領域の各々のCpG領域中のシトシンのメチル化を検出可能なプライマー機能を有するオリゴヌクレオチド。
IPC (2件):
C12N15/09 ,  C12Q1/68
FI (2件):
C12N15/00 A ,  C12Q1/68 A
Fターム (26件):
4B024AA11 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA06 ,  4B024CA09 ,  4B024HA08 ,  4B024HA12 ,  4B024HA14 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ42 ,  4B063QQ62 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR42 ,  4B063QR50 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QR66 ,  4B063QR82 ,  4B063QS16 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • メチル化特異的検出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平10-500779   出願人:ザジョーンズホプキンスユニバーシティースクールオブメディシン
  • 高処理DNAメチル化解析のための方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-618495   出願人:ユニバーシティオブサザンカリフォルニア
引用文献:
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