特許
J-GLOBAL ID:200903055666515379

流体封入式防振マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 三千雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-123392
公開番号(公開出願番号):特開平6-307491
出願日: 1993年04月26日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 流体封入式防振マウントにおいて、受圧室と平衡室を仕切ると共に、オリフィス通路および液圧吸収機構を構成する仕切部材の製作性および組付性の向上を図ること。【構成】 有底円筒状部48とフランジ部50からなる第一の板状金具42と、該第一の板状金具42の有底円筒状部48より大径の有底円筒状部56とフランジ部58からなる第二の板状金具44を、開口側を向かい合わせて重ね合わせる一方、第一の板状金具42の有底円筒状部48にゴム膜46を挿入して外周面を位置決め保持せしめると共に、該ゴム膜46の外周縁部に形成した環状突部64を、第一及び第二の板状金具42,44間で挟圧把持せしめることにより、第二の板状金具44の有底円筒状部56内における該ゴム膜46の環状突部64より外周側にオリフィス通路70を形成した。
請求項(抜粋):
第一の支持金具と第二の支持金具をゴム弾性体により連結すると共に、該第二の支持金具に支持された仕切部材の両側に、壁部の一部が前記ゴム弾性体にて構成された受圧室と、壁部の一部が可撓性膜にて構成された平衡室を形成し、それら受圧室及び平衡室に所定の非圧縮性流体を封入する一方、前記仕切部材を第一の板状体と第二の板状体の重ね合わせ構造とし、それら両板状体間の外周部分に、前記受圧室と前記平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設けると共に、それら両板状体間の中央部分にゴム膜を変位可能に配設し、該ゴム膜の両側を前記受圧室および平衡室にそれぞれ連通せしめてなる流体封入式防振マウントにおいて、前記第一の板状体および第二の板状体を、それぞれ有底円筒状部とフランジ部からなるハット形状として、互いに開口側を向かい合わせて重ね合わせる一方、該第一の板状体の有底円筒状部よりも該第二の板状体の有底円筒状部を大径として、該第一の板状体の有底円筒状部に前記ゴム膜を挿入して外周面を位置決め保持せしめると共に、該ゴム膜の外周縁部に環状突部を設けて該環状突部を前記第一及び第二の板状体間で挟圧把持せしめることにより、かかるゴム膜をそれら第一及び第二の板状体間に配設し、前記第二の板状体の有底円筒状部内における該ゴム膜の環状突部より外周側に前記オリフィス通路を形成したことを特徴とする流体封入式防振マウント。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12

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