特許
J-GLOBAL ID:200903055668015594

PCBの廃棄処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011789
公開番号(公開出願番号):特開平7-217848
出願日: 1994年02月03日
公開日(公表日): 1995年08月18日
要約:
【要約】【目的】 例えば変圧器など、PCBを含む機器の廃却処理に際して、廃PCB液及び容器等に付着/残留もしくは含有するPCBを含めて無公害化廃棄処理することのできる方法を提供する。【構成】 このため、機器の容器等より抜取った廃PCB液は、PCB焼却炉3において1800°Cで焼却し、1600°Cの燃焼ガスを急速ガス冷却装置4にて急速冷却して、ダイオキシンの生成を防止すると共に、排気ガス処理を施して大気中に排出し、一方前記容器等に残留するPCBは、蒸発釜を備えた蒸発炉21内でガス化し、小型のPCBガス焼却炉において1800°Cで焼却し、1600°Cの燃焼ガスを急速ガス冷却装置42にて急速冷却すると共に排気ガス処理を施して大気中に排出して、無公害化廃棄を達成した。
請求項(抜粋):
PCBを含む機器の容器等より抜取った廃PCB液をPCBの分解温度以上の温度で焼却するための燃焼工程と、この排気ガスを急速冷却するための急速ガス冷却工程と、その排気ガスより公害物質を除去するための排気ガス処理工程とを有すると共に、前記廃PCB液が抜取られた容器等に残留または他の物体に含有されているPCBを蒸発させるための蒸発工程と、この排気ガスをPCBの分解温度以上の温度で焼却するための燃焼工程と、その排気ガスを急速冷却するための急速ガス冷却工程と、この排気ガスより公害物質を除去するための排気ガス処理工程とより成ることを特徴とするPCB廃棄処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-062419
  • 特開昭58-062420

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