特許
J-GLOBAL ID:200903055669102490

油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-178890
公開番号(公開出願番号):特開平11-013815
出願日: 1997年06月19日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 ロッド側油室の油液中に漏洩したリザーバ室内からのエアをリザーバ室へと排出でき、減衰力特性を長期に亘って良好に維持できるようにする。【解決手段】 リザーバ室Aとロッド側油室Bとの間を連通する油通路22の途中に調圧弁23を設ける。そして、ピストンロッド8が伸縮するに応じてロッド側油室B内の油液が調圧弁23を介して連通路26内をリザーバ室A内へと流れるときに、調圧弁23の開弁圧に対応した減衰力を発生させる。また、ロッドガイド21の端面に環状プレート24を一体に設けることにより、環状プレート24と内筒6との間には油通路22に連通する連通路26を形成する。そして、ピストンロッド8の伸縮時にロッド側油室B内の圧油中に混入したエアを連通路26等により油通路22側へと導きつつリザーバ室A内に排出させる。
請求項(抜粋):
一端側が閉塞され、他端側にロッドガイドが設けられた外筒と、該外筒内に設けられ、該外筒との間にガスが封入される環状のリザーバ室を形成した内筒と、該内筒内に摺動可能に挿嵌され、該内筒内にロッド側油室とボトム側油室とを画成したピストンと、一端側が該ピストンに固着され、他端側が前記ロッドガイドを介して外筒の外部へと突出したピストンロッドと、前記内筒内のロッド側油室を前記リザーバ室内に連通させるように少なくとも前記ロッドガイドに形成された油通路と、該油通路の途中に設けられ、前記ロッド側油室内の油液がリザーバ室に向けて流通するのを許し、逆向きの流れを阻止する調圧弁と、前記ロッド側油室内に位置して前記ロッドガイドの端面に取付けられ、外周側が前記内筒の内周面に向けて延び、この内周面との間に前記油通路に連通する連通路を形成する環状プレートとから構成してなる油圧緩衝器。
IPC (3件):
F16F 9/40 ,  B62D 1/11 ,  B62D 1/19
FI (3件):
F16F 9/40 A ,  B62D 1/11 ,  B62D 1/19

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