特許
J-GLOBAL ID:200903055672181725

人体器官の腔内のマーカ位置を判定する装置と方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 侑 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-510855
公開番号(公開出願番号):特表平11-512007
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】本発明は人体器官の腔内のマーカ位置の判定を判定するための装置と方法、特に胃腸管の特に小腸部位を通るマーカの局部的な通過速度を測定するための装置と方法に関する。3つの座標軸の全てにおいて1cm以上の位置測定精度と、そのつど10秒以内の位置測定時間を可能にするという本発明の目的は、本発明に基づいて、コイルによって発生される一次磁界が充分に低い値に減衰した場合に、2つの電流パルスの間でそのつど符号が変化する電流によって少なくとも1ことを特徴とするのコイルが時間間隔をおいてパルス式に通電されることによって達成される。マーカによって発生される二次磁界はコイル軸に対して平行と垂直の異方性磁界によって少なくとも一回別々に測定される。コイル装置は、マーカの二次磁界の半径方向成分を判定するために使用される磁界センサが0信号を供給するまでマーカに対して移動される。成分がコイル軸に対して平行に拡がっているマーカの二次磁界成分を測定するために使用される磁界センサによって供給されるコイル軸の関連位置、並びに関連測定値はその成分は記憶され、表示装置に送られる。
請求項(抜粋):
磁化されたマーカとマーカの位置判定手段とを使用した、人体器官の腔内のマーカ位置を判定する装置において、 a)相対的な残留磁力が大きく、保磁力が中程度の準硬質磁性体材料からなる、器官の腔内を移動可能な磁化可能なマーカ(6)と、 b)マーカの直径の少なくとも5倍の直径の少なくとも1個の電気コイル(3または4)と、 c)前記コイルにパルス電流を通電するための手段と、 d)前記コイル(3または4)のコイル軸(X-X)と軸対称であり、コイルと形状的に固定的に連結された異方性磁界センサ(10、11;12、13)と、 e)実際のマーカ位置に対してコイル軸を調整するための手段(80)と、コイル軸(X-X)の位置を判定するための手段(8)と、 f)磁界センサ(10、11;12、13)と位置判定手段(8)とからの信号を検出し、記憶し、かつ評価する手段(7;9)と、を備えてなることを特徴とする装置。

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