特許
J-GLOBAL ID:200903055676605503
FM復調回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-231614
公開番号(公開出願番号):特開2000-068749
出願日: 1998年08月18日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】従来のアナログ回路構成のFM復調回路の調整箇所の多いことや、回路規模が大きいこと、素子のばらつきや特性の限界があってIC化が困難である欠点を解決する。【解決手段】FM変調されたアナログ受信入力をA/D変換器11でデジタル信号に変換した後、直交する2つの基準信号でそれぞれ乗算して互いに直交するI相とQ相信号を得る周波数変換器8と、その出力から偏移角周波数を求めるFM検波器9のすべての処理をDSPでデジタル処理するようにした。
請求項(抜粋):
周波数変調された受信入力信号をデジタル信号に変換するA/D変換器と、受信搬送波を周波数変換するため互いに位相が直交する余弦信号と正弦信号を出力する複素数値制御発振器と、前記A/D変換器の出力と前記余弦信号と乗算してI相信号を出力する第1の乗算器と、該第1の乗算器の出力をろ波する第1の低域ろ波器と、前記A/D変換器の出力と前記正弦信号と乗算してQ相信号を出力する第2の乗算器と、該第2の乗算器の出力をろ波する第2の低域ろ波器と、前記第1および第2の低域ろ波器の出力の比と、この比の逆正接関数により位相偏移角を求める位相検出器と、該位相偏移角を微分して偏移角周波数を求める微分器と、該偏移角周波数をアナログ変換して復調出力を得るD/A変換器とを備え、前記複素数値制御発振器,前記第1および第2の乗算器,前記第1および第2の低域ろ波器,前記位相比較器および前記微分器の処理をデジタル信号処理用集積回路で信号処理を行うように構成したことを特徴とするFM復調回路。
IPC (2件):
FI (2件):
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