特許
J-GLOBAL ID:200903055681157578

保持器の製作方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-511601
公開番号(公開出願番号):特表2001-516644
出願日: 1998年06月25日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】本発明は、保持器の側方リング(1,2)を結合しているウェブ(3)が次のように、すなわちウェブが転動体(5)を転動体の軸線に対して平行に延びる保持縁(12,13)によって個々にピッチ円の両側で保持するように、成形されている保持器、を製作する方法に関する。本発明による方法の特徴とするところは、ポケット(4)を打ち抜いた後に、材料を押しのける付加的な成形過程によって、一面ではポケット(4)の保持縁(12,13)の間のピッチ円範囲内で互いに向き合って互いに面平行に延びる案内面(11)を転動体(5)のために形成し、かつ他面ではピッチ円の両側の保持縁(12,13)を、それらの円周方向の相互間隔が転動体(5)の直径よりも単にわずかに小さいように、寸法定めすることに存する。この型押しされた案内面(11)によって保持器における転動体(5)の規定されたぶつかりが達成され、ひいては保持器は機械的に単にわずかにしか負荷されない。
請求項(抜粋):
円柱状の転動体(5)のための保持器、特に歯車切替変速機におけるルーズホイール軸受け装置のためのニードル保持器、それも、保持器の側方リング(1,2)がポケット(4)を形成するウェブ(3)によって互いに結合されており、その際ウェブ(3)が次のように、すなわちウェブが転動体(5)を転動体の軸線に対して平行に延びる保持縁(12,13)によって個々にピッチ円の両側で保持するように、成形されている保持器、を製作する方法であって、薄板帯材をまず非切削加工によって所望の成形された横断面形状にし、次いで成形された帯材の中央範囲を打ち抜いてウェブ(3)を形成し、その後帯材を曲げ丸め、場合により帯材の突き合わせ箇所を互いに結合する形式のものにおいて、ポケット(4)を打ち抜いた後に、材料を押しのける付加的な成形過程によって、一面ではポケット(4)の保持縁(12,13)の間のピッチ円範囲内で互いに向き合って互いに面平行に延びる案内面(11)を転動体(5)のために形成し、かつ他面ではピッチ円の両側の保持縁(12,13)を、それらの円周方向の相互間隔が転動体(5)の直径よりも単にわずかに小さいように、寸法定めすることを特徴とする、保持器の製作方法。
IPC (2件):
B21D 53/12 ,  F16C 33/54
FI (2件):
B21D 53/12 ,  F16C 33/54 Z
Fターム (12件):
3J101AA14 ,  3J101AA24 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101AA72 ,  3J101BA24 ,  3J101DA09 ,  3J101DA16 ,  3J101FA60 ,  3J101GA11

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