特許
J-GLOBAL ID:200903055681774674

構造物の制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273232
公開番号(公開出願番号):特開平6-235270
出願日: 1992年10月12日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 制振装置の収容空間を狭くする。【構成】 制振装置Pは、構造物の動きに同調する振り子としての振動系と差動梃子の機能を有するアーム82、116及びリンク材100、106を水平方向に配置すると共に、剛体58、62、112、114に差動梃子力伝達部材としての役割と、振り子の錘としての役割を担わせた。従って、床部12に地震動による変位が生じると、剛体62、114及び補助質量体70、86に相対的に大きな変位量が伝わり、構造物の動きに同調する剛体62、114及び補助質量体70、86の振り子としての運動が、付加質量として構造物に加わるため見かけ上の質量を増加させ、結果として構造物の固有周期を伸ばすと共に、入力低減効果により、構造物の地震時の応答を低減させる。
請求項(抜粋):
差動梃子を利用した構造物の制振装置であって、水平面内で互いに交差する二方向の振動を各々増幅させる一対の差動梃子機構と、前記差動梃子機構で増幅された振動で駆動される補助質量機構と、を備えたことを特徴とする構造物の制振装置。
IPC (2件):
E04H 9/02 341 ,  F16F 15/02

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