特許
J-GLOBAL ID:200903055688832092

電子カメラの撮像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-033366
公開番号(公開出願番号):特開平11-234573
出願日: 1998年02月16日
公開日(公表日): 1999年08月27日
要約:
【要約】【課題】メカシャッターと電子シャッターとを併用して露光制御を行う電子カメラにおいて、メカシャッターを用いても高精度のAEを行って良好な撮影ができる撮像方法を提供し、併せて、電動絞りの駆動頻度の低減を図り、長時間撮影を可能にする。【解決手段】電子カメラ10に固体撮像素子18を組み込んだ状態で、この固体撮像素子18から出力される光量データ中に含まれるスミア成分の割合を示す実効スミア率なる概念を導入する。そして、この実効スミア率を用いて、スミア量に相当する露光時間の調整や、AE時の積算値のゲイン調整、或いは、本撮像時のゲイン調整等を行い、スミアの影響を是正するように本撮像時の露光制御を行う。
請求項(抜粋):
撮像素子の電荷蓄積時間を制御する電子シャッターと、撮像素子への入射光路を遮蔽/開放自在なメカシャッターと、を併有し、撮像前の露出計算に用いる光量データの取り込み時にはメカシャッターを開放した状態で電子シャッターのみを使用して露光時間を制御し、本撮像時には電子シャッターとメカシャッターとを併用して露光時間を制御する電子カメラにおいて、電子シャッターのみで露光時間を制御した場合に撮像素子から読み出される光量データ中に含まれるスミア成分の割合を実効スミア率とするとき、撮像前に電子シャッターだけで露光時間を制御して取得した光量データに基づいて本撮像時の適正露光を実現する露出制御を行う際に、前記実効スミア率を用いてスミアの影響を低減する補正を行うことを特徴とする電子カメラの撮像方法。
IPC (3件):
H04N 5/335 ,  G03B 7/08 ,  H04N 5/235
FI (3件):
H04N 5/335 Q ,  G03B 7/08 ,  H04N 5/235

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